STGのすゝめ ~シューティングゲームを遊んでみよう!~

「難しい」
「目がついていかない」
「何やっているかわからん」

…筆者がシューティングゲーム(STG)を遊んでいてよく言われることである。「そうでもないよ!」と言いたいところだが、ある意味では正しいというのもあるのが難しい所である。

「スペースインベーダー」から端を発し、独自に進化を遂げてきたゲームジャンルであるシューティング。紆余曲折を経て花開き、様々な名作を生むに至ったわけだが、ある種複雑怪奇な進化を遂げてしまい、一般受けしないジャンルになってしまったのもまた事実である。

しかし、筆者はこうも思うのである。

「このままSTGが不当に『難しい!』と言われ続けるのは不本意である」

今回の記事は特別編。筆者のもう一つの趣味である「STG」について、ぜひ日頃プレイされない方の誤解を解しながら、この複雑で面白い世界の案内をできればと思う。

1.STGは「難しい」?

まずはよく言われるこの考え方について、筆者の見解を述べておこう。単刀直入に言うと「当たり前」である。これは様々な理由が考えられるのだが、その理由についてはここで論ずることはしない。とにかく、STGは難しいゲームである。だから、遊んだ時に「自分はヘタクソなのかもしれない」と思うことは一切しなくていい。ゲームが難しいので当たり前である。

ただ、これが「クリアが不可能なレベルまで難しい」と言われるとそれは違う。そりゃゲームによって難易度の高い低いはあるものの、不当に難しいゲームというのは稀である。ほとんどのゲームはきちんとやればエンディングは見られるようになっているのである。

上の誤解を生んでしまった人が良く言うのが「Youtubeやニコニコ動画で見かけた動画がアホほど難しいゲームをやっていた」という話なのだが、これも筆者から言わせると「当たり前」である。というのも、動画投稿サイトにアップロードされているプレイ動画の大半はうまい人のプレイだからである。

というのも、うまい人のプレイは難しいことを優先したプレイを行っている場合が多い。その動画はその人の努力の結晶であり、いきなり初心者が真似をできるかというと、そんなことは決してない。うまい人のプレイはうまい人のプレイであって、それを強要するのはおかしいだろう。

2.じゃあどうやったらSTGを楽しく遊ぶことが出来るの?

というわけで、「じゃあどうやったらSTGを楽しく遊ぶことが出来るのか?」という話になるわけである。色々要素は考えられるが、これはこの一言に尽きるだろう。

「楽をする」

STGというゲームはただでさえ処理をする情報量が多い。敵の撃ちだす弾の量であったり、敵の位置であったり、壁の位置であったり…これを馬鹿正直に全部処理していると脳の領域が絶対に足りなくなる。これに対応するためにはどうすればいいのかというと、処理をする情報を減らせばいいわけである。

弾が当たらない場所があったり、簡単なボスの倒し方があったり、楽の仕方はゲームによって異なるが、必ず楽をする手段というのはすべてのゲームに用意されている。この方法を探すのもSTGの醍醐味である。

しかし、初心者のうちは、なかなかそれを発見するのも難しいと思われる。そういう時は先人たちの攻略法を頼ろう。「ゲームタイトル+初心者」と検索するだけで、初心者向けの攻略情報が出てくることが多い。

例えば、こういう風に、有志によって初心者向けの情報がまとめられた記事なんかも存在する。こういうものがまとめられていれば、全力で使ってやろう。

他にも、攻略動画や初心者のプレイがまとまっているYoutubeチャンネルなんかは攻略情報の宝庫である。状況が目まぐるしく変わるSTGというゲームにおいては、実際に動画を横に見ながら解説が流れる動画はかなりの価値がある。個人的には、以下のチャンネルの動画にお世話になっている。

様々な企画を行っているゲームセンターで有名なゲームセンターミカドだが、このゲームセンターが定期的に行っている「シューティングゲーム祭り」という催しがかなりの役に立つ場合がある。

3.おうちでSTG 開幕

…という感じで説明をしたが、実際にどういうゲームがあるのか、どういったゲームが初心者に向いているのか、まだつかみかねている読者の方も多いだろう。そんな読者の方に見てほしいイベントが、本日土曜日20時から開催される。

「おうちでSTG」

さまざまなプレイヤーが集まり、各々が持ち寄ったSTGを紹介しながら遊ぶという企画である。だが、初心者でもわかりやすいように、そして初心者でも攻略しやすいようなプレイや情報が盛りだくさんとなっている。是非皆様、ご覧になっていただきたい。私のTwitchでイベントの模様はホストしている。

よかったらサポートして頂けると幸いです。MTGアリーナの活動などに充てたいと思います。