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ゴゾ到着:ビールで迎えられた初日

【2021年5月下旬の記事です】

マルタ空港にて

事前に学校に手配してもらっていたドライバーが
自分のいく学校の札を持って待っていてくれました。
すんごいヤングな女の子でびっくし。え、UBER?みたいな。
ぶっちゃけ、ここからはスーツケース3つ、手荷物2つあるから
軽々持ってくれるようなドライバー期待してたのに
結局全部自分で持ち上げたりするハメに・・・

ちょっと散歩させてあげれば?私も犬飼ってるからわかるよ。散歩したいでしょーに。
ってその子が提案してきて、「あ、いい?助かる!」って即採用。
15分くらい空港の周りをお散歩。
日差しがつよーい。
でも外国にきて、自由になって、それなのにいつも通り、ドヤ顔で俺を引っ張って散歩を誘導するナナ。さっきまでの不安そうな表情が嘘みたい。
これだけの長旅だったけど、ナナはナナだったわ。。。

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車に乗り込み、いざ出発。
いろいろ世間話をしながら、見所とかもちょいちょい教えてくれながら
マルタ島を縦断。おお〜〜ついにきた〜!
思ったよりも、中東っぽいな。ギリシャとかもこんな感じなのかな?
とか思いながら車窓をみながら
マルタ島の北端のゴゾ島行きフェリー乗り場に到着。

俺が住むことになる場所はマルタ島ではなく
ゴゾ島と言う島の方で、どう頑張っても乗り継ぎをしないといけないのです。

ゴゾ島行きのフェリーに乗り換え

そこでそのドライバーとはバイバイ。
フェリーには自分一人で乗って移動し、ゴゾ島側で別の運転手が待っているという流れ。そんなの聞いてないし、なんなの。と思ったけど、まあ従う。
でもさっきも言った通り、こんだけの荷物を一人で運ぶの、結構大変なんですよ。
おまけに犬もいるし。
フェリー乗り場にカートが何台かあったんだけど、どれも錆び付いてて車輪が回りませんでした泣
誰にも使われてない、ご様子。。。
徐々にふつふつと芽生える怒り。

なんだよこれーーー怒

50ユーロ以上も払ってるのに
空港からアパートのドアまでじゃねーのかよーーーー
とグダグダ心の中で文句たらたらながらもフェリーに乗り込む。
とはいえ荷物から離れられないので
船の中で水を飲みながら一休み。
いや、これだったら自分でタクシーと船乗り継ぎで行く方が安くね?この空港ピックアップのメリットって何?自分でタクシー呼ばなくて済んだことくらい?
とか。とか。ぐるぐると。せっかくの初日を怒りで塗り替えないように必死に我慢。
(でもだって羽田空港までのタクシーもほぼ同じ金額だったけど、100倍サービスいいわけじゃん)

そうだ、フェリーに乗ったくらいにアパートのオーナーにだいたいの到着を知らせる手筈なんだった。
日本でソフバンから楽天に契約を切り替えたばっかで、不安だったけど、普通にwhatsappで通じました。

whatsappはおそらく欧米では1番普及してる通話アプリ。LINEと同じようにデータ通信を使います。楽天モバイルは海外でも3GB未満なら980円なので、海外利用にはおすすめ。iphone(香港iphone11pro)でも問題なく使えてます。

やったらハイテンションなオーナーさん。今フェリーなんで、もうすぐ着くと思います。と伝える。そういやしかし周りの人たちも声でけーなー。

それからは、もう景色を見たりする余裕もなく、到着。着いてからも他の乗客がはけるのを待って
大荷物を一人で運びます。
やっとこさ、待合室にドライバー発見。
彼のせいではないんだけど、結構無愛想になってたと思う。
ドライバー、狭い道ぶっ飛ばしながらもあっという間にアパートに到着。
ほんと、いや、そんなに急いでないから。。。っていうほど
こっちのドライバーは飛ばします。

アパート到着!アゲなオーナーさんと初対面!

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アパートではオーナーさんが迎えてくれて、しょっぱなからものすごいテンション!

一通り、部屋を見せてくれて、長旅疲れたでしょ?
水とビール冷やしといたよ!と言うので、あ〜ビールいただきたい!
つってまあまあごくごくのむ笑
それから、電化製品の使い方、何がどこにある、ゴミの出し方
などなどいろいろ質疑応答。
この辺はエアビーで自分も提供する側だったので、こなれたもんです。聞いておくべきこと、チェックしておくべきことなどとりあえず聞きまくった挙句、
「何か問題があった時whatsappすればいいですよね?」
って聞いたら、
「もちろんそれでもいいけど、上に住んでるから、いつでもどうぞ!」と。
なんと上に住んでるオーナーさんでした。
そこから、また他にも部屋を貸している話から、そのうちのフランス人のセラピストの話とか、自分の娘さんはまだ学生で英語の本いっぱいあるから、借りたかったら言ってね!とか飼い犬がチャウチャウだったりして、こちら的にかなりツボで話が脱線しまくるw思い返せば30分くらいは立ち話していたんじゃなかろうかw
あーオーナーさんの写真あげたいw そのうち聞いて、あげますね。

アパートのお部屋は?

うすうすそうかなと思っていたけど、やはりエアビーで貸してた部屋らしく
家具だけではなく、ベッドリネンやシャンプーや洗剤類など一通りのものは全部揃っていて、特に買い足さなくてもしばらくは住めるようになっていた。バスタオルとかクローゼットの中に20枚くらい常備してあるw

日本からオンラインで内見した時に、内装がやけにおばあちゃんちっくだな〜
というファーストインプレッションが決めてになったんだけど
オーナーのヴェラ(一応仮名)はただのアッパーな同年代のおかみさんでした。

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↑なんか安心できる感じ。高島屋柄のラタンチェアとかかなりアゲ

おまけにネットも新しく契約しなくても家賃込みにしてくれて、もうほんとサイコーな家主さん。幸先よさそう。

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↑新しい家で大興奮のナナ

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↑村のファームが見渡せるバルコニー(自慢)

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↑夕陽っつうか8時半くらいだけどね

つづく

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