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春を渇望

ほっし〜お久しぶりです。
ここ2週間くらい、仕事と最低限のこと以外何も考えられないような時間を過ごしていて、やっとそれが終わった気がします。人の死と、それに伴う悲しみってどうしても逃れられないんだなあとこの年になって初めて実感が湧いてきた。そしてそれでも、いつも通りの日々を過ごしていれば少しずつ風化し薄れていって、それがいいことなのか悪いことなのか考えてしまいます。
思わせぶりになってしまいましたが、近しい人の家族の訃報を受けたという話です。わたしはとりあえず心身健やかに暮らしてます。

今日は誰にも愛されたかった、読みたい!
わたしは「ねむらない樹」の最新号を読んで、現代川柳にも興味が湧いてます。

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%A6%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%B7%9D%E6%9F%B3-%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E6%AD%A3%E5%8D%9A/dp/486385420X

(うまく埋め込みリンク貼れない…)

本屋で手にとったとき、ハードカバーの表紙がカチコチで分厚すぎて好みじゃなく(すみません…)買わなかったんだけどやっぱり買おうかなと思っています。川柳、全然詳しくないんだけど、おもしろい文化だなあと思ったのは評などで作者を名字でなく名前で呼ぶこと。そういえば松尾芭蕉のこと松尾じゃなくて芭蕉って呼ぶもんな〜。短歌は普通に名字で呼ぶよね。

それぞれの犬歯ゆっくり見せ合って音楽とかを聴いた春の日

春が待ち遠しいね。なんか年々春を渇望する気持ちが強くなってる。
この歌、何度か読んでいると最初は気に留めなかった「音楽とか」の部分がすごくよくなってきました。音楽以外のたくさんを聴けるのでやっぱり春が待ち遠しい。

わたしの今回の自作短歌

漠然と、って意外に確かな質量でやや遅れて胃が痛みはじめる

少し気分が落ち込んでるときの。
漠然とした不安、の漠然さ、少しずつ実体を伴ってきているような気がします。

短歌リレー✒️
この記事が10個目ということは5巡したということかな。やってみて率直にどうですか?
わたしは上の句に対抗して?なのか、謎の力が入ってしまうことが多くて(笑)自分で作るときよりかなり推敲している。でも一つの上の句をこんなに何度も読んで、その意味を考えることは楽しいです。
さて。

閉じた目を突き刺す無礼な日光が聞いてもないのに愛語り出す

なんか、パッと見キリンジみたいだなーと思った。(わかる?)
日光ってどこまでも一方的。でも天気とか、でかく言えば自然とかもよく考えたら全部そうだね。

鉄板にのせても溶けない夢がありピアノ・ソナタ「月光」聴かせる

今気がついたけど日光ときて月光になってしまった。鉄板という単語から、熱、温度を感じる実景(お好み焼きとか居酒屋とか…)にしようか、それとも幻想的な景にしようか悩みました。

上の句どうぞ
あなたとの孤独をカテゴリ分けすれば

長野に春が来たら写真でも送ってください。

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