第6期北陸AMリーグを終えて

どうも
号泣系雀士です

第6北陸AMリーグは、僕が所属するチーム一発自摸エクスタシーが劇的な逆転優勝を飾りました
今までと違って今期は優勝にかける思いが個人的には強く、表彰式では感極まってしまいました。
お見苦しいところをお見せしてすみません…笑
今回はなぜあんな号泣につながったのか書いていこうかと思います。
多分長くなりますが、暇な方はお付き合いください。


号泣ポイントその1:一発自摸エクスタシーというチーム

僕は第2期から北陸AMリーグに参戦しています
第2期はオリンピアAのメンバーとして出場していました
で、第3期はぼんやりと出場するか迷ってました。
別に出なくてもいいかなーと。
その時は今ほど熱意持って競技麻雀に携わっていた感じでもないので。
(なんなら実は京田さんからの助っ人の誘いを断った記憶が)

そんな折、現チームメイトの石田さん、守田さんから熱烈なオファーをいただいたんです。
それはそれは結構笑
そんなに必要としていただけているなら、次期は一発自摸エクスタシーで出るかと決心し、加入(移籍)することに決めました。

ちなみにこのチーム名、今だから言えますが大分男子のノリで決まってます笑
他にも候補ありましたが、ここでは出せないくらいのものまであった気がします

知っている方も多いと思いますが、石田さんと坂井さんは1月から金沢を離れるため、今のチームメンバーで臨む最初で最後のファイナルとなりました。
先ほども書きましたが、そもそも出るか迷っていたところに僕を誘ってくれた人、チームです。
何としても最良の結果で終わりたかったです。

そして実はもう1点、どうしても優勝という結果を持ち帰りたかった理由があります(マッピーにだけは言ったかな)
守田さんのお父様が直前に亡くなられました。
僕はお会いしたことはもちろんないのですが、すごく感動するnoteを書いてました。

仕事中にこれ読んで涙を流し、在宅勤務であったことをよかったと思っていました。
感動する記事なのでまだ読んでいない方はぜひ。
で、記事の中にはお父様が麻雀の結果について一喜一憂し、応援してくれていると書かれていました。
これを見てしまったら、守田さんには優勝していい結果をお父様に持って帰ってもらいたかったんです。

こんな素敵なチームに誘ってくれた2人に優勝を、しかも劇的なドラマと共に最高の結果を獲得できたのでとてもうれしかったんです。

号泣ポイントその2:今期の参戦状況

3期のチーム発足から所属し、これまでほぼすべて出場しチームを支えていた自負が僕にありました。
大きなマイナスをせず、安定してプラスポイントを持ち帰るのが仕事だと思い、その職務を全うしてきたつもりです。
(現に3~5期の通算成績は+128.3でした)

そんな僕は6期の3節まで未出場でした。
1節目は帝陸戦の別日の対局が、2節目は第19アマ最高位戦の本戦が、第3節は帝陸戦が…
ということで、僕はファイナルに満を持して(?)の登場ということでした。
ここまで何も貢献せず、一番いいところだけ出場してはいマイナスでしたは許されないし、何より自分が許せない。
こんなポストしてまで自分にプレッシャーかけて臨みました

そんな結果ですが僕は31でプラスポイントを持ち帰り、チームも優勝できたので最低限の仕事ができたのかなと
プレッシャーから解き放たれました

号泣ポイントその3:ファイナルの苦い思い出

実は僕はファイナルの戦いは初ではありません。
第2期のオリンピアAでの参戦時もファイナルを戦っていました。
その時の結果は334
▲90くらいの結果を出し、2位でファイナル進出したチームを3位に落とす要因になりました。
(いうて銅メダル獲得してるんですが)
なのでこのファイナルちょっとリベンジのつもりでした笑
誰にも言ってない気がしますけどね

さて、さきほど31でプラスを持ち帰ったと言いましたがただのプラスではありません。
内容最悪なんです。どっちも。

1回戦目
最終局41000持ちの3着目で迎え、2着目が1000点上に、トップ目が5300点ほど上にいる状態。
親はダントツラス目でいったん無視。
手牌には赤1枚と平和系の手
7巡目にはこの形になって、選択に

もう条件満たしてるんで、25pか14m塔子の選択
河の情報は、1pを上家と下家がそれぞれ2,3巡目に切っている
2mを対面が3巡目、上家が6巡目に切っていてどちらの塔子もよさそう
僕はこの時14m塔子を払う選択をしたんだけど、あとで思い返すと14m残すほうがよい理由が浮かぶ浮かぶ
この後下の形で聴牌して立直

結果も最悪で副露した下家から1m出るわ、1m自模ってるわ、追っかけてきた親に一発でドラの8m掴んで12000放銃するわで最悪の結果までのついてきました。
もうこの時点で70ポイントくらい逃してます。

4回戦の撮影卓
東2局の親番で、
①立直、ツモ、平和、ドラ2:4000オール
②立直、ツモ、タンヤオ、ドラ1、裏2:6000オール
③立直、一発、ツモ、平和、ドラ1:4000オール
と快調に持ち点を伸ばし、東発倍満をあがった山本さんを30000点くらいかわしたトップ目に立つ
対局後に如月さんに「ずるーい」と言われたけど、さすがにやってる僕も「これはずるいわ」と思ってました

それ以降はのらりくらりとかわして自身の失点はほぼなく、迎えた南2局の親番
2着目の山本さんが5sを赤含みでポン、ダブ南をポン
ライバル目なのでなるべく鳴かせないように丁寧に打ってましたが、海底手番でとうとう安牌なし
しかも時間も数秒しかないのをわかっているので、あまり長考したくない
(ダントツトップ目が長考して時間切れは。。。て思いが先行しました)
手の中14枚のうち13枚が萬子、山本さんの河にある萬子は1mだが持っていない
瞬時に一番安全と判断した8sにロンの声。
12000放銃して、まさかの最終局山本さんとは2900差で迎えることに
この最終局はダントツラス目の石坪さんから立直が
放銃もできない、ノー聴も許されない僕でしたが降りを選択
行かざるを得ない山本さんの放銃、石坪さんの自摸のトップの道にかけたがどちらも発生せず、しかも山本さんは聴牌してそう…
絶望の中流局しましたが、山本さんが手牌を伏せ、なんと僕のトップが確定
最低限の仕事しましたがまず12ポイント逃してますし、何ならもっとポイント逃していた可能性もありました
この辺は動画出るので、その時見てみて下さい

ということでこんな最悪な内容で、取れてた100ポイントくらいを逃してるんです
これでチームの優勝逃してたらもう競技者としては向いてないくらい勝負弱い
優勝逃したら僕のせいだ
また僕はファイナルで迷惑をかけるのか
そう思いながら表彰式の結果発表を待っていました

結果は最高の優勝を果たしていたので、僕は不安から解放された瞬間となっていました。

最後に

以上が僕が表彰式で号泣した理由です。
今整理してこんな感じですが、あの時は感情ぐっちゃぐちゃでしたよ。
改めてお見苦しいところをお見せしました…笑

第3期にこのチームに入る選択をしてほんとによかった。
最後の最後で最高の結果を残せた。

次期は新体制で今のチーム継続するのか、それとも解散するのか
まだ実はわかっていません
しかも次期はとある理由でまたまたあまり参戦できそうにもありません。
(理由は何人かには伝えていますが、そのうち報告します)
いったんFA状態なんですかね?笑
光栄なことに非常に魅力的なお誘いもいただいていますが、まだ僕の次期については未定です。
僕の動向にぜひご注目ください(いや誰がすんねん)

最後にここまでつたなく、長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。

一発ツモエクスタシーは最高なんです!

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