PioSOLVER、scripting:preflop only gameをscriptでまとめて解く
私のnoteにおいて以前紹介したように、PioSOLVERではpreflop only gameの計算も簡単に行えます。
PioSOLVER:preflop only gameの計算
https://note.mu/maspy_stars/n/nde56df008b4a
私はこの機能を、自分のpreflop のrange(2-bet, 3-betなど)がall-inを受けた場合の対応の確認などに利用しています。
さまざまなeffective stackに対する対処を一気に勉強しようとなった場合、PioViewerからbet sizeをいちいち変更して計算するのがちょっと面倒です。
そこで今回は、scriptingの練習も兼ねて、いろいろなeffective stackでShove or Fold gameをまとめて解いてみましょう。
画像のようなpreflop treeの計算を行うscriptはこんな感じになります。PioSOLVERのscriptでは、「# コメント」のようにして、script内にコメントを書き込めます。実行時には無視されるため、自身にとっての可読性のために自由に使いましょう。
非常に簡単な例なので、それぞれの行が何をやっているのか、だいたい理解できそうですね!
PioSOLVERは、レンジを1326個の小数を並べることで入出力します。今回のscriptでは、set_range のところに1を1326個並んでいます(1326combo全てが確率1でプレイされているというレンジ)。
もちろん手入力で1326個入力するのは馬鹿げています。range設定画面から、「Copy in PioSOLVER Format」を利用するのが簡潔な方法でしょう。これを選択しテキストエディタに貼り付けます。今回はランダムハンドのレンジを扱いますが、自分のopen rangeなどを勉強するときにも同様の方法でレンジを設定することができます。
script.txtを実行する(例えばPioViewer内の、Tools -> Load scriptから)と、正常動作することが確かめられると思います。
bet sizeを様々にして大量の計算をさせる準備として、いったん次のような内容にして保存します。
あとは、これを、こうして、こうじゃ。
わーい。すっごーい。
833bb!
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