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RIZIN LANDMARK 5

FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI

素人が感想を書きます。



第1試合/雑賀“ヤン坊”達也 vs. アリ・アブドゥルカリコフ

1Rキラーの異名をとる雑賀選手のKOを期待したが、逆にアリ選手の1ラウンドKO勝ちという結果に。
序盤は雑賀選手がコツコツ当ててペースが取れていただけに惜しい。
それにしてもえげつないパンチだった。音もすごかったな…。


第2試合/金原正徳 vs. 山本空良

久々の金原選手の試合。前回の摩嶋戦から本格的に好きになり、ここまでYouTubeやInstagramを追っかけてきた。金原選手の強さは重々承知でありつつも、若さゆえの活力に溢れる山本選手の勢いに吞まれてしまうのではないかという危惧も捨てきれずにいた。
しかし蓋を開けてみれば、山本選手から2度のダウンを奪う完封試合。スタンド、グラウンド、全局面でベテランの強さを見せつけてくれた。
今大会で一番勝ってほしかった選手だからめっちゃくちゃ嬉しかった。
スタンドで見合ってる時の、自分の間合いを持ってる感じが好き。あとは真っ直ぐ入るストレート。力が強いというよりは、相手の虚を突いて的確なタイミングでピンポイントに入るから効くんだろうな…。そういう達人…玄人なところが最高に推せる。


第3試合/スダリオ剛 vs. ロッキー・マルティネス

スダリオ選手がめちゃくちゃ強くてびっくりした。前回の敗戦時と違いすぎて別人かと思ったくらいには。
ワンサイドゲームではあったが、相手のロッキー選手も最後まで戦い抜いた姿は見事だった。
ヘビー級のグラウンドでの膝蹴りは怖すぎる。


第4試合/RENA vs. クレア・ロペス

RENA選手がイマイチ攻めきれていないように感じられた。冴えわたるような打撃と、そこに繋がるようなアグレッシブなファイトスタイルを期待していただけに少し残念。
逆に、クレア選手の1ラウンド目は勢いがあり怖さがあった。そこから目に見えて失速してしまったのが惜しい。
判定だと思ったら最後の最後にまさかの膝十字で衝撃。なかなか見られない技で良かった。極め方も特殊だった。


第5試合/浅倉カンナ vs. V.V Mei

まず、Mei選手の入場やコールがかっこよかった。顔立ちがキリッとしてるし、動きも力強いからかな。
試合は、とにかく浅倉選手が組んで投げてという感じだった。以前までとは違って積極的に動いていく姿が印象的だった。相手の上を飛び越えて逆のポジションにつくのカッコ良かったなぁ。


第6試合/武田光司 vs. ルイス・グスタボ

人気のある両者の対決。タフネス&レスリングの武田VS打撃のグスタボという感じだ。
グスタボ選手の打撃の殺傷力はもはや言うまでもない。今回もその拳が振るわれる度にヒヤヒヤしたものだ。だが、そこはさすが武田選手というべきか。大晦日のガジ・ラバダノフ戦でも見せた驚異的な打たれ強さを発揮し被弾しつつも組み付く…が、そこからの展開で見せ場を作れず敗戦。逆にグスタボ選手は3ラウンド終盤の縦肘に二段蹴りと打撃の中でも魅力あるバリエーションを見せた。
もはや、グスタボ選手の打撃には色気があると言っても過言ではないかもしれない。


第7試合/倉本一真 vs. 太田忍

レスリングエリート同士の戦い。ハイレベルな組みの攻防を期待していたのだが…。
離れ際のフックの交錯で倉本選手がマットに沈んだ。完全に予想外の展開だった。


第8試合/斎藤裕 vs. 平本蓮

斎藤選手の復帰戦にして、平本選手の真価が問われる一戦。
平本選手は前戦と同じく待ちの構え。弥益戦を見ていれば、彼の間合いに簡単に踏み込めないであろうことは想像に難くない。しかし、流石は元チャンプ。巧妙に平本選手の打撃を搔い潜り、パワフルなタックルで金網に押し込む。ここで斎藤選手のタイミングと度胸に驚かされると同時に、平本選手のテイクダウンディフェンス能力にも目を見張った。ケージを上手く使っていたのもあるが、斎藤選手相手に倒されなかったのは見事と言うほかない。的確にローキックを当てていたのも印象的だった。
平本選手が斎藤選手のバックを取ったり、逆に斎藤選手が打撃をヒットさせたりと、予測のできない展開が魅力的な試合だった。


第9試合/牛久絢太郎 vs. 朝倉未来

言わずと知れた"路上の伝説"と、RIZIN前チャンピオンの闘い。
戦前の予想に反し、幾度となくグラウンドに誘い込む牛久選手と、リセットし打撃を振るう朝倉選手という内容になった。牛久選手に引き込んだ後の展開があれば結果は変わったのだろうか。それをさせなかった朝倉選手の強さもあるだろう。


BEST BOUT

今大会の個人的ベストバウトは、「金原正徳 vs. 山本空良」だ。
金原選手のMMAを熟知したような洗練された試合運びが非常に魅力的だった。

1R終盤、跳躍し踏みつけを行う金原選手

かといって、決して地味なわけではない。見栄えの良い踏みつけに意識を刈り取る打撃、攻撃を見切る目にグラウンドでのコントロール。緊張感のある、しかし飽きさせない、目の離せない一戦だった。次のケラモフ戦(未確定)にも期待したい。
山本選手も、大きな怪我を負いながら出場し、戦い抜いた姿勢は見事だった。


終わりに

いかがでしたでしょうか!
今回は大好きな格闘技の感想を書いてみました。
うーん、割とキッチリめに書いてみたんだけど、少し書きにくかったかな…。もっと流れに乗って適当に書いた方がいいかも。今回みたいに書いた方が読みやすさは優れてると思うんだけどね。
ということで、終始ブレブレな文体でお送りしました。

金原&斎藤 最高!

Thank you for reading.


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