ハリポタ同窓会を見て
私はハリポタファンである。映画はセリフを覚えるくらい見たし、書籍は何十周もした。11歳の頃に、割と本気でホグワーツからの手紙が来ないかと期待していたのは内緒である。
今日はU-NEXTで独占配信されている「ハリーポッター同窓会」を見た感想を綴りたい。
※以下ネタバレは含みませんのでご安心下さい。
正直、普通に泣いた。
「ハリーポッター同窓会」はかつてのキャストが集い、インタビューしながら映画を振り返るドキュメンタリーである。
キャストや監督の話、ハーマイオニーとマルフォイ役の恋の話、キスシーンの話など、ファンには堪らない内容が盛り沢山であった。
特に主役であるエマ・ワトソン、ダニエル・ラドグリフ、ルパート・グリントの3人がグリフィンドールの談話室で語り合う姿は目頭が熱くなった。
彼らは幼少期から大人になるほとんどの時間を映画に捧げたと考えると考え深い。ハリーポッターの映画と共に人格が形成されたのである。自分の性格と役の性格の境目が分からなくなるのも無理はない。皆、この国民的な本に携われたことを喜んでいたが、相当な重圧があったに違いない。
彼らは映画が終わった時、何かを失ったような呆然とした気持ちになったらしい。
"役"というしがらみから解放され自由になった時、自分の本当のアイデンティティを見失ったのだろう。精神的に不安定な時期があったのも納得できる。
そんな中、10年間も同キャストでやってこれたのは本当に素晴らしいと思う。それだけ現場が楽しく、本当の家族のようだったのだろう。
彼らにとっては"役=自分"であり、
演じるというより、表現するという言葉の方が正しいのかもしれない。
青春の全てを捧げてくれた3人に
魔法界という夢を見させてくれた全ての関係者たちに
ハリーポッターを生み出してくれたjkローリングに
心から感謝したい
ありがとう。
私はこれからもずっとファンであり続けます。
ああ、これを見終わった後また映画を見返したら、また泣いちゃうんだろうな笑