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【S9最終3桁】偉大なるドドゲブジン

シーズン9お疲れ様でした!
S9で目標としていた、最終3桁を達成したので記事公開します。
拙い文章ですが、読んでいただければ幸いです。


コンセプト

・対面で勝ち切れるポケモンで固める。
・初手出しで安定択を複数用意することで、多種多様な構成に対応する。
・運に左右されにくい構成を目指す(一撃必殺は除く)

構築経緯

①高種族値ポケモンの開拓が進み、全対応することは難しいと判断。
②特殊受けとして安定感のあるドドゲザンを今回の相棒とした。

上記から、対面軸の構築を選択。特殊受けとして信頼できるチョッキドドゲザンを軸に構築スタート。
この時点でクッション枠はこれ以上増やさず、初手適性の高いポケモンを多く採用する構築を完成形として目指した。

初手に出されるパオジアンに強い枠としておんみつマントミミッキュを採用。怯みや追加効果による運負けを排除。課題である高耐久ポケモンに対して『のろい』・『痛み分け』を採用することで回答とした。

次に火力を持ち、行動保障のあるポケモンを複数採用したいと考えた。
「圧倒的対面性能」「先制技と相性の良さ」からきあいのタスキ持ちのイダイトウ♀を採用。♂では出来ない初手出し性能が最大の魅力。

イダイトウでは処理が難しいポケモンをカバーする枠としてブーストエナジー持ちのテツノブジン
両刀による受けの難しさと、『みちづれ』による強引な処理性能でパーティー単位で重いポケモンも担当。

ここまで異常状態が辛いので、ラムのみカイリューを適任とした。
特性による行動保障と、ラムのみによるパワー落ちを本体スペックと一致テラスでカバーする。

最後に迷い続けた枠、「物理受け水ロトムに強く」「キノガッサやモロバレル耐性」の要素を持つポケモンが必要だと感じた。ピンポ対策は弱すぎるので逆にカモに出来るポケモンを探し、最初は草テラスのくさわけガチグマを最初に採用した。
しかし、既に知られた型による秘匿性の無さが最大の課題であり、上手く扱えず汎用性の薄さが際立ってしまい解雇。
この教訓からある程度の型バレしていても運用に支障が出にくいポケモンで、全抜き性能の高さを重視してオボンのみウルガモスを採用。

対面構築は初めて組んだが、割といい形にはなったと思う。

レンタル

個体紹介


ドドゲザン@とつげきチョッキ まけんき
テラスタイプ:ひこう
意地っ張り 207(252)-198(+198)-140-×-113(60)-70
技  ドドゲザン アイアンヘッド ふいうち ハサミギロチン

A-11n
HⅮ-こだわりメガネ持ちのハバタクカミのムンフォを6.25%で2耐え。

本構築の相棒ポケモン。
安定感のある特殊受けを探していた時に出会った。
地震を透かし、格闘に耐性を持たせる為に飛行テラス。
主な運用方法は、サーフゴーやハバタクカミ・テツノツツミに後投げして対面を制圧ないしはサイクルに負荷をかけていく。
ムーンフォースのCダウンを引いて、『まけんき』が発動すると安易に後退も出来なくなる。同様に『あまえる』などの対策も無意味。
上記以外にも、ドヒドディンルー構築や受けル構築に選出して『ハサミギロチン』を連打する。交代際にほぼ100%ギロチンを当ててくれた神ポケモンだった。
また、環境後半に増えたイダイトウ♂に、有利な点も高評価ポイント。
安定感や汎用性から個人的勝ち馬ポケモン。最強。


ミミッキュ@おんみつマント ばけのかわ
テラスタイプ:フェアリー
意地っ張り 135(36)-154(+236)-113(100)-×-126(4)-133(132)
技  じゃれつく かげうち のろい いたみわけ

・HB-皮ダメ+陽気パオジアンのつらら落とし確定耐え(特化は62.5%耐え)
・HD-皮ダメ+臆病イーユイの放射93.8%耐え
・HD-皮ダメ+臆病ツツミのドロポン確定耐え
・準速カイリュー抜き
・A-あまり(11n)
・H-皮ダメ最小効率

※参考元記事
https://pkmn-ys1224.hatenablog.com/entry/2023/05/05/211026

安定初手枠として最初に選択したポケモン。
おんみつマント自体の強さは知っていたが、あくまで対キョジオ―ン専用アイテムといった印象だったがその認識が間違っていたことに気付かされた。
相手の初手パオジアン・オオニューラに対して、抜群の安定感を誇った。
おんみつマントを持っていることは基本最後までバレないので、役割対象を逃さず狩れるもの高ポイントだった。
また、『のろい』『いたみわけ』のおかげで、キョジオ―ン入りの構築にも無敗だった。
耐久ポケモン全般に強さを得た引き換えに、解り手のサーフゴーには無力。
後半選出率が落ちたものの、役割対象に対して選出すれば確実に仕事をこなしてくれる神ポケ。


イダイトウ♀@きあいのタスキ てきおうりょく
テラスタイプ:みず
うっかりや 195-113(4)-85-167(252+)-85-130(252)
技  なみのり シャドーボール がむしゃら アクアジェット

A-あまり
C-特化
S-準速

採用時と最終日で評価が180度変わったポケモン。
水とゴースト技の通りを考慮して選出すれば、1~2体はほぼ確実に持って行ってくれる。
環境にいるサーフゴー・カイリューのSラインが落ちたことから、上から技を打てる機会が多かった。
襷まで削られても『しんそく』に耐性があり、遅いカイリューに狩られない。
またタイプ上、連撃ウーラオスにも不利を取らず強気に動かせる。
『がむしゃら』『アクアジェット』の2つが本当に偉くて、襷持ち特殊アタッカーとなるともうコイツ以外考えられなかった。
環境に存在するポケモンのSラインの把握が必要になるものの、種族値からは想像できない強さを有するポケモン。
正直、汎用性では♂より強いと思ってる。神。


テツノブジン@ブーストエナジー クォークチャージ
テラスタイプ:ゴースト
むじゃき 150(4)-151(4)-116(44)-182(204)-72-168(252+)
技  ムーンフォース インファイト みちづれ アンコール

・HB-意地っ張りパオジアンの「つらら落とし+不意打ち」確定耐え
・S-最速
・C-あまり

高い初手性能と『みちづれ』+『アンコール』が最大の魅力。
『みちづれ』は自分にかかる効果なので、サーフゴーですら強引に持っていける可能性がある。(基本サーフゴー側がこだわっていないと無理)
Ⅾに下降補正のかかる正確にしている為、特殊方面がペラペラ。
主にサンダーなど選出でキツいと感じたポケモンを道連れにする。
ムーンフォースを受けに来たチョッキヌメルゴンやヒードランをインファイトで削れる両刀の強みを活かすことが重要。
選出率も高く、勝ち筋を生み出す力はドドゲザンと並んで頼りになる。
最速にすると、ブーストエナジー込みでイダイトウ♂の『こうそくいどう』後よりも早く動ける。またカイリューの『でんじは』を受けた後も上からムーンフォースが打てる可能性が高まる。
万が一のミラーを想定して最速にしていたが、杞憂だったのでもう少し耐久調整しても良いかもしれない。


カイリュー@ラムのみ マルチスケイル
テラスタイプ:ひこう
いじっぱり 167(4)-204(+252)-115-×-120-132(252)
技  テラバースト しんそく じしん ほのおのパンチ

A-火力がギリギリなのでブッパ
S-同速対決や耐久カイリューを意識。

相変わらず調整もクソもないASブッパのカイリュー。
パーティー単位で異常状態に弱い為、ラムのみを持たせた。
龍舞が恋しいが、環境中期にハッサムが大量発生したのを見てほのおのパンチを採用した。
風船サーフゴーの処理にテラスを必要としない副産物もあったりする。

後述するウルガモスが最後にパーティーに入ってきたタイミングで、技は変えても良かったが一撃でハッサムを倒すのが楽しくて抜けなかった。
前回の構築から型を変えて続投してくれた個体、パーティーの精神的主柱になりつつある。


ウルガモス@オボンのみ ほのおのからだ
テラスタイプ:くさ
ずぶとい 174(110)-x-128(252+)-156(4)-126(4)-138(140)
技   ほのおのまい ギガドレイン ちょうのまい おにび

S-1舞で136族
(テツノツツミ)抜き
B-特化
H-偶数
CD:あまり

最終日まで迷った枠。
水ロトムやキノコ組に回答が欲しかったので、採用に踏み切った。
選出した試合では確実に仕事をこなしてくれたので結果的には良かったが、ステルスロックや飛行テラバには更に弱くなってしまった。
パオジアンに強く出れるのは魅力の一つ、サーフゴーになどの急な水テラスにも屈しない性能を持っている
出来るだけ多くのポケモンを起点にする為、『おにび』を搭載した。
耐久も火力もギリギリだが、『ギガドレイン』とオボンのみで体力管理を怠らなければ全抜き性能は随一。

選出

ドドゲザン+2体が基本選出です。
先発は他5体の中から、最も通りの良いポケモンを選出します。

対キョジオ―ン・オオニューラ:ミミッキュ
対ウーラオス・カイリュー:テツノブジン
対サーフゴー・ディンルー:イダイトウ♀
対キノコのほうし・水ロトム:ウルガモス
対パオジアン:ミミッキュ・テツノブジン
飛行技の通りが良い場合:カイリュー

ドドゲザンを先発で出すときは、ドヒドディンルーや受けルなどギロチンを一回でも多く打ちたい時に限ります。

重いポケモン


ランドロス
→飛行テラバがかなりきつい。行動保障やブーストエナジーを上手く使う。


サンダー 
→ボルトチェンジの素早さ関係によって立ち回りが安定しない。


ジバコイル
→ミラコート持ちだと少し面倒。電気の一貫切ってないから辛い。


結果

TNましぴ 最終923位 レート1916

まとめ&対戦動画

前回に続き、目標達成出来たので満足でした。
最終3桁はHOMEにも名前が載るので、強者感が出て良いですね。

前回に引き続き、youtubeチャンネル宣伝させていただきます。
実際に使用した構築の動画を今後アップしていきたいと思います。

https://www.youtube.com/@mashpi6/featured

本構築の動きを多数載せます。
9月13日からは、DLCのポケモンを使った対戦考察しようかな。
最後に、ここまで長文を読んでいただき本当にありがとうございました。
では、また。

https://twitter.com/Mashpi_6


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