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「救い」

ミスiDに挑戦したことについて、改めてnoteにまとめたいと思います。

端的に言うと私は「救い」になりたかったのです。

エントリー時の自己紹介にも書きましたが私は「社会過適合者」でした。社会から受け入れられることが全てだと思っていました。誰とでも愛想良く接する、人に嫌われてはいけない、世間から評価されなければならないという強迫観念に迫られて生きていました。
他人の顔色ばかりを伺って、自分の感情はほぼ全て殺しました。感情のままに悲しんでも喜んでも、周りに迷惑をかけると思ったからです。

そうして私は誰からも嫌われず、誰からも愛されない人間になりました。

世間からの評価欲しさに東大にまで入りました。学歴が空っぽの自分の何かを埋めてくれると信じていました。でも実際は違った。肩書きが付いただけで、中身は空っぽのまま。自分が自分でいる意味ってなんだろう?私がもし消えてしまったとしても世界は、私が適合するために必死だった世間は何一つ変わらない。そんな人生で本当にいいのか?ある時からそう思い始めました。

そこで出会ったのが「アイドル」でした。歌やダンスといったパフォーマンス、またその生き様をもって誰もがもつ言語化できない感情を表現し、誰かの「救い」となる。そんな存在になりたいと強く思うようになりました。この世界の多くの人が、私がそうしてきたように、世間という圧力に押され飲み込んだ言葉が、出せなかった感情があるんじゃないかと思います。私はそれらをすくい上げて表現することで、その人たちの「救い」となりたいのです。

ミスiDに挑戦する女の子やミスiDを見ている人たちの中にはそういった「社会過適合」な方が多くいらっしゃるんじゃないかと思います。私はミスiDというオーディションを通して私の存在をよりたくさんの人に知ってもらい、より多くの人の「救い」になりたいと思っていました。
そしてミスiDを経て「表現者」になるという夢を叶えたいと思っています。

選考期間はもう終わっているかもしれないし、この文章が審査委員の方々をはじめミスiDを応援してくれている方々に届くかはわからないけど、こんな思いでミスiDに臨んでいたよ、というのをお伝えしたく文章にしました。

急に思い立って文章を書いたので少々文章が荒い気がします、、最後まで読んでくださってありがとうございます。

ミスiDを卒業しても、どんな結果に終わっても、私は私の夢を叶えるために、絶対に諦めずに生きていきます。いつかあなたの「救い」になれますように。

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