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PureData IR loader (Convolution Reverb…)

真城亜です。サードパーティー製インパルス応答ファイルに対応した、Impulse Response Loader(Convolution Reverb, 畳み込み残響として使える)patchを配布します。

使い方

fig.1 IR Loader
  1. IR bangを押して、使いたいIRファイルを選択。使えるのは1024 sample(Sample Rate 44.1Khz)サイズのモノラルwavファイル。Bitrate 16bitで十分だと思います。

  2. wav file load bangを押して加工される音源(元の音源)を読み込む。動作確認済みのコーデック・フォーマットはsigned 16bit PCM, wav samplerate 44.1kHzのみ。

  3. IR Gain(dB), AudioGainスライダーを上げる。上げ過ぎると歪みます。

  4. 適宜、Scope OnOff Toggleを押してオシロスコープを表示させます。

  5. パッチの改変のために、tabplay~などをパッチの右端に用意してあります。

  6. v03よりpd IR_Reverbの前段にディストーションに関するパラメーターを追加。

  7. v03よりdac~の前段に出力の音量を決定するパラメーターを追加

  8. v05よりFunction Tableを追加、非線形かつ可変な歪みが可能となりました。その他修正含む。なお、これに伴い、最初にfunctionの計算部分でナンバーボックスに111などの適当な数値を入力する必要があります(入力しない場合、音がなりませんので、今後修正予定)。

v05メインウィンドウ

v05 Updated

内部処理

ハニング窓を使用。ブロックサイズは1024, overlapは当初4でしたが、ver02では2に変更しました。

subpatch "IR_Reverb"

v05からは内部処理の修正が行われました。

subpatch "IR_Reverb" (v05)


ダウンロード

ChromeでCtrl+Jキーでダウンロード一覧を表示し、ダウンロードを継続することができます。
zipファイルの中身は、パッチ本体及び、私がカセットテープレコーダーSony TCM-59を用いて自作したカセットテープのIRを1つ収録しています。

Update v03ではIRファイルの差し替え及び、Loaderパッチ自体の更新を行いました。

Update v05

可変歪みパラメーターの追加。
内部処理の修正
function部分の数値入力が必要です


更新履歴

2023/03/28 20:55 新規作成
2023/04/12 23:57 更新(v03追加)
2023/04/24 7:44 更新(v05追加)
2023/05/23 6:34 更新(v05注意書き)

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