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minolta RD-175の個人的備忘録

mashiroa(真城亜)です。(https://twitter.com/omispduser
個人的に調べてわかったことを簡潔にまとめておきます。

Q1. センサーをクリーニングしたい。

A1. セルフタイマーと右手側液晶付近のAVボタンを押しながら電源を入れると、レンズなしレリーズが可能となる。このとき、暗い照明下でシャッターを切りながらブロワーで吹けば、ミラーアップでCCDセンサーが露出している間はホコリが飛ばせる。

Q2. RD-175が対応するメディア(記録媒体)。

A2. 基本的にPCカード。CompactFlashをPCカードに変換するアダプター使用時は日時設定が不可となる。また、DOSフォーマットをかけた上でミノルタ独自のフォーマットをかけて運用する。256MBまで対応しているようで、およそ198枚撮影できる。

Q3. SCSI関連

A3. デフォルトのSCSI IDは0~7のうち、6となっている。これはModeボタンを押しながら電源オンでSCSI接続のモードとなりそこで変更が可能。
私自身はSCSIボードをarea「SD-PECPCiRi3」経由→Adaptec ASC-29160(64Bitドライバーをインストール)を利用しています。
ターミネータの設定はModeボタンを押しながら起動したあとに、Pボタン(プログラムセットボタン)でTERM.PWで切り替え。
ケーブルにはRD-175側がアンフェノール・ハーフピッチ50ピンコネクタのものが必要。

windows
Macintosh

Q4. Raw現像の方法

A4. ユーティリティソフトがなくても、RawTherapee等でMDCファイル形式(ミノルタの独自形式の画像ファイル)を読めるようにできる。
具体的には、RawTherapee 5.9では、環境設定/ファイルブラウザより、拡張子MDCを追加し再起動すればよい。画像処理を施したい場合は、GIMPでシャープをかけてブレンディングオプションで元の画像と乗算すればユーティリティソフトで変換しエフェクトを掛けたものと近似できる。

RawTherapee 5.9(拡張子項目の一番下)

Q5. RD-175のCFカードでの運用に必要なISOイメージファイルの場所

A5. 以下のリンク先(インターネット・アーカイブにある)から、ISO IMAGEをダウンロードし、rufus等でCFに書き戻す(rufusの使い方は各自調べることとする)。要はライティングさせる。

https://archive.org/details/rd175_256

Q6. minolta α-303si同様にファインダーの黄変はあるか

A6. 僕自身が所有する個体は黄変している。

Q7. バッテリーは何を使う

A7. 2CR5と、Sony NP-F550(Lバッテリー・7.2V, 10.8Wh)をそれぞれ使用する。

参考文献

RD-175を使う(http://e-ektra.my.coocan.jp/contents36.htm

ミノルタRD-175の主な仕様(http://www.interq.or.jp/sun/tkp/digitalcamera/RD-175.html

5ch「何故か無いRD175とRD3000相談室」(鯖落ちで閲覧できないため、リンクはarchiveです)(https://web.archive.org/web/20220219214900/https://hobby3.5ch.net/test/read.cgi/dcamera/1058717677/

MINOLTA RD-175を実用にするためのTips集(速報版)
https://photoworks.hatenablog.com/entry/2019/03/07/230121

このページの情報は以上です。

更新履歴
2023/12/16 4:18 新規作成
2023/12/25 0:04 参考文献リンク追加
2023/12/27 6:27 参考文献リンク追加、Q4追記

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