生きていかなきゃいけないから

この人生がいつまで続くんだろう、と考えたことが何度もある。
不幸だとかそういうことを憂いたいわけではなくて、ただふと思う。
自分で決めてきた選択だ。与えられた環境で、自分が選んだものだ。
だから今の自分に見えるものも、感じるものも、これが結果。

生きづらいことを理由に、全てを諦めたいわけでもなければ、
それをバネに強く歩み進めることもない。何がしたいわけでもない。

一人で生きようが、誰かと生きようが、何も変わらない。
生きていく命の重さは何も変わらない。だから厄介なのだ。
預けられるものなどない。人の重さは変わらない。
だからどんなに人を求めても、自分を失くしては終わってしまう。

私たちが社会の歯車だと言うと、そんなものになった覚えはないと思うだろうか。でも私たちが生きるこの世界に、居場所は必要だ。役割が必要だ。誰かのためになりたい。ただそれだけのためだと言い聞かせる。だから社会からどう判断されようと、私はただ、誰かの助けになれたらいいという思いで行動するまで。その行動に対してお金をもらいたい。
その代わり、私が応援したい、私が好きだと思える物に繋がることをしている人たちの中にいたい。私がしたほんの些細な助けが、その人の仕事を動かし、その仕事が私の好きなものをほんの0.1ミリ、もっと少なくてもいい、マクロ単位でも何か関われるのだったらいい。

大きなことを成し遂げたいわけじゃない。私は私のしあわせが欲しいだけだ。当たり前のことがしたい。特別じゃなくていい。

私が私を守れるなら。

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