大阪市立自然史博物館で税金の恩恵をフルに受けてきた話

突然だが行政が運営している施設が好きだ。
図書館や博物館、公園がそれにあたる。
なぜかというと税金がぶっこまれて運営されているため、滅茶苦茶利用料が安く、その割には充実しているためだ。

今日訪れた大阪市立自然史博物館も、そんな良コスパお出かけ施設の一つだ。
入場料300円で大阪に住んでいる野生動物や、地形の移り変わりなどの歴史を学べるだけでなく地球そのものの歴史や生き物の骨格など、子供はもちろん、大人でも滅茶苦茶楽しい。
パチスロのメダル15枚で体験出来ていい娯楽ではない。

大阪市内から少し離れるため、なかなか重い腰が上がらないかもしれないが近くに俺が大好きなのに環状線内に無い来来亭もあるから電車でピュッと行って欲しい。
間違えても俺のようにいい運動になるな~~~程度の認識で寒空の中レンタルサイクルで行くべきではない。マジで手が凍るかと思った。

写真撮影OKだったので魅力をかいつまんで紹介する。
まずはエントランス、いきなり大阪港に流れ着いたクジラの骨格標本が展示されている。
正直俺はこのエントランスだけで1時間見ていられるが今日の気温だと死にかねないので中に入る。
いやしかしクジラってマジでデカいな・・・意味が分からん。


入館するとクソデカナウマンゾウと滅茶苦茶デカい鹿が迎えてくれる。
後でも触れるが基本的に古代の生き物は全般的にバカみたいにデカい、俺が研究者ならクソデカ時代とか安易に名付けそうになる。

館内は大きく五つのエリアに分かれており

  • 大阪の自然と歴史

  • 地球の歴史とデカい標本

  • 生き物全般の骨格とか標本とか

  • 生物全般のライフサイクルについて

  • なんか・・・・忘れた・・・

で構成されている。

まず大阪の自然エリアからだが、大阪港から入ってきた外来生物などの紹介がある。
貨物に紛れてミズオオトカゲが入ってきていたのは驚いた、泥酔して貨物チェックしたのかよ。
あえて写真は載せないが「都市の中にある自然」としてGのクソデカい模型も展示されているのでぜひ一度見てほしい、あそこまでデカいと逆にキモくない。

次にデカい標本エリアだが、個人的にはここが一番見ごたえがあった。
ナウマンゾウやらオオナマケものやらのクソデカい動物が展示されていたり、梅田の地下から見つかったクジラの化石などが展示されている。
俺が普段飲んだくれている梅田の地下が数万年前まで海で、しかも滅茶苦茶デカいクジラが泳いでいたとあれば今後飲む酒にも少しありがたみが出る。


あとオオナマケモノまじでデカすぎる、最大で6メートルのナマケモノってなんだ。羆にも勝てるんじゃないか。




骨格標本やらなんやらのエリアでは世界中の昆虫標本があるため、生息地ごとの特徴の違いが見れて大変に面白い。
骨格標本は魚類爬虫類哺乳類人間と生き物の食性や生活によって骨が変わるのが見れてめちゃくちゃ勉強になった。特に人間でも男女で骨格に明確な違いがあることははえ~~~となった。

生物全般の生活エリアは体験型学習みたいな感じで自分で操作するポイントが多く、子供がもう大はしゃぎエリアだった。
捕食者と被捕食者のバランスが大事らしい、ラーメンを食べ過ぎると人は死ぬがラーメン屋を食べつくしても食べるものが無くなって死ぬ。みたいな話。

館内には大阪府内の小中高生が行った自由研究の展示もあり、自分の子供時代と比べてガチで絶望できるので大人は一回行ったほうがいい。特に卒論書いてる大学生は行け。自分の知的好奇心が小学生以下であることが判明して死にたくなる。

まぁそんなこんなでとてもいい施設なのでぜひ行ってください。大阪市立自然史博物館。


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