Audiostock始めてみた話


Audiostockとは


ざっくり説明すると、単品購入または定額制プランで、Audiostockが権利を所有している、BGM、効果音、ボイス、歌を自由に使えるようになるサービス

とりあえず作ってみた曲がコチラ


とりあえず適当にピアノを弾いて、DAWで編集して美少女ゲーム(エロゲ―)みたいな雰囲気のBGMを作ってみました!
審査は、一発で通りました笑

審査について


審査の難易度は、厳しいのか、易しいのか分からないです。
今回制作した曲はピアノソロに近いので、楽曲のクオリティの面でも評価しにくいかなぁと。
ただ、楽曲制作においての基礎的な知識があれば普通に審査は、通りそうだなぁというのが正直なところです。
あとは、公式のアップロード時の注意事項をきちんと読めば大丈夫!
※審査に通ることと、曲が使われるかどうかは別問題なので注意!

意識した内容と注意点


用途・使い所を考える

商業音楽的には、クライアントの要望に沿って曲を作る必要があり、Audiostockもその辺りは変わりませんが、Audiostockの場合は不特定多数のクライアントに向けて作る様なイメージになります。そのため、割と需要の少ないニッチな用途の曲を作っても使ってもらえる可能性はあります。
効率良く収益を得たい場合は、流行りの曲調の曲だったり、各用途において使い勝手の良い曲を作ることが近道になると思います。

楽曲としてのバランス

シンプルな話ですが、音数や音色を詰め込めば良い曲ができるというわけではないので、気を付けましょう。雰囲気が大事ですね。
音数や音色が少なくてもミックスとマスタリング次第で大体なんとかなります。
特にBGMに関しては、名前の通り基本的には何かの後ろで流れていることが多いので、主張が強すぎるのは問題があります。

楽曲のラウドネス

Audiostockの素材が使われる用途は、大体が動画のBGMです。特にYoutubeが多いと思います。
最近は、ラウドネスノーマライゼーションという仕組みがあり、ストリーミングサービス等にアップロードした曲のラウドネス値が一定値以下に下げられます。Youtube・Spotifyの基準値は、-14 dB LUFSです。
そのため、ラウドネスをその辺りを基準にして作るとベターです。

まとめ


誰でも簡単に、曲を作って収益化できる世の中は素敵だなぁと思う反面、もともとBGMなどを作っていた会社にとっては、結構な痛手なのかなぁとも思います。客層が違うので案外関係ないのかもしれませんが …。
近年、音楽業界の既得権益的な部分がなくなってきて本当に弱肉強食サバイバルな感じですが、あらためて自分のペースで頑張っていこうと思いました。

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