アルカラと稲村太佑がいる生活
素敵なタグを見つけたので
初めて想いを形にしてみようとおもいました。
失礼なことをいうところも..あるかもしれない..
先にごめんなさい( 汗 )
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アルカラを知ったのはもうずいぶん前のこと
当時、正直ごりごりした邦楽ロックやパンク以外興味なくて
音楽雑誌みてて名前知ってるって位でした。
今ではそうでもないけど
ザ・サブカル系みたいのとかが苦手で
アルカラも名前の響きだけで
そういうお洒落女子が聴くジャンルだと思っていました。
数年前のある時
突然、憑き物に憑かれてしまったらしく
無気力でやる気はないし、いつもしんどいし
好きなものが好きでなくなるし
変なことばっかり考える日々が数ヶ月続きました。
たった数ヶ月だけど内容の黒い、重い数ヶ月でした。
さすがにおかしいと感じて
除霊師さんに会いに行くと
わたしには低級霊がたくさん憑いており
それらが悪影響を及ぼしているのだと言われ
急遽その場で除霊してもらえることになりました。
帰り道、久々に気持ちが軽いことに気づきました。
「 音楽聴きたいな 」
それは、とても久しぶりな感覚でした。
帰って何気無く見ていたスペースシャワーTVで
とある関東を中心に活動するバンドにハマりました。
わたし自身10年くらいライブに行ってなくて
関西に来ると知ってからしばらく迷っていたけど
遠方の友達に背中を押され
初めてのぼっち参戦でライブに行くことにしました。
その数組出演する対バンの中に「 アルカラ 」がいました。
目当てのバンド以外予習していかなかったので
他、数組はなんとなく聴いたことあるとか
その場の雰囲気を楽しんでいる感じに。
で、次はアルカラ..
そこで
初めて「 アルカラ 」のライブを見たのです。
はちゃめちゃに衝撃でした。
「 え、思ってたんと違う.. 」
もちろんいい意味で( 笑 )
愚痴ばっかりのローレロレロ という曲が
一方向しか見ていなかったわたしを
アルカラに振り向かせたのです。
ライブ会場からの帰り
目当てのバンドは確かにかっこよく
久しぶりのライブ自体にテンションは上がるし
すごく満たされていたのに、少し違和感がありました。
きっとその瞬間には頭にぐるぐる回っていたのは
目当てのバンドでも音源を聴いたことのあるバンドでもなく
アルカラだったからでしょう。
目当てのバンドの上を軽々と越えてしまった。
しばらくはそのバンドとアルカラを交互に聴いていたけど
アルカラのライブに行く回数が断トツに増え、
１回目より２回目、２回目より３回目
こんなにも気持ちを上書きしてくるバンドがいたなんて..
もっと早く聴いていれば..もっと早く会いたかった
音楽もほんとに食わず嫌いしてた自分を責める程
どれもこれもかっこいい
ふざけた歌詞も結局はかっこいい
尖ってたり、優しかったり、色っぽかったり
泣けたり、笑ったり、はしゃげたり
こんなにも色んなシーンがあって
ほんとに巨大な遊園地のようなバンドです
アルカラのMCはVo.の稲村さんしかしないスタイルで
今まで何回も聞いてきたけど、こちらも回数を重ねる度
稲村太佑という人に惹かれていく。ほんとに不思議な人。
地元、旧友、周りにいる人を大切にして
音楽への情熱も、ファンを楽しませるパフォーマンスも..
こんなにも愛に溢れた人がいるんだ。
それでいて本人は楽しそうにしている。
わたしたちの知らないところでは
しんどかったり苦しい思いもしてるかもしれない
紆余曲折、坂道も上がったり下がったりしてるかもしれない
それでも舞台に立てば
わたしたちの日々の鬱憤や寂しさ悲しさすらも
この人が、このバンドが蹴散らしてくれる。
今わたしは生かされているのです。
ただ好きなアーティストでバンドというところから
尊敬や憧れと前を向く力、人を想う心まで
共感して影響されて生きているのです。
太佑さんが弾き語りを始めて
稲村太佑としてアコギ片手に歌うようになりました。
バンドの時とはまた違う顔。
歌詞や歌い方のひとつひとつが丁寧に扱われ
ダイレクトに情景として絵が浮かぶ。
心に響く、耳の奥の方まですーっと声が届く
一生懸命に歌う姿が心を掴んで離さなかった。
アルカラにとって色々あったあと
アンコール終わりで太佑さんは
深々と頭を下げるようになった。
わたしはその深いお辞儀を見て
目頭が熱くなり霞んだ視界の向こうに
この人達に一生ついていこうと誓いました。
人生で初めてこんな気持ちになったので
自分の気持ちをまとめたくなって書いてみました
今はアルカラと稲村太佑という一人のアーティストに
ただただ元気で好きな音楽を好きなように表現してほしい。
いつもそっと寄り添って一緒に生きてくれてありがとう。
という勝手な気持ちを持って
次のライブを楽しみに過ごしてます♪( 笑 )
いつまでも素敵な人達だ、ほんとに。
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