![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41885946/rectangle_large_type_2_4710ec6b5d594f4f4c67f3097473a702.png?width=800)
はたらくってなんだろう?
はたらくってなんだろう?
連想する言葉は、しごと、ろうどう、だろうか?
しごと、ろうどう、はたらく、の3つの言葉から考えてみようと思う。
わたしの結論は、
はたらく=自分の大切なものを守ること。
しごと(仕事)とは。
仕事は名詞。
職業、ジョブと同じ意味だと考えています。
何の仕事をしていますか?
と聞かれれば、
職業の名前を話します。
どんな仕事をしていますか?
と聞かれれば、
職業の内容(業務)について話すでしょう。
仕事 = 職業 または 業務
ろうどう(労働)とは。
労働も名詞。
”労”がはいっているので、何かの対価を得るためのもの。
対価の基本は、お金や報酬。
とくに"自分が何かを得ること"が前提にあります。
労働 = 対価(報酬)を得る行為
はたらく(働く)とは。
働くは動詞。
動詞のおもしろい特徴として、
発音は同じでも意味や解釈が変わります。
みんな働いている。
だけど、みんな同じ動きではないんですよね。
その違いってなんだろう?
家族のために働く人。
夢のために働く人。
生活のために働く人。
社会のために働く人。
平和のために働く人…。
働くことで、自分の信念や理念、大切なものを守っているのだと感じます。
はたらく=自分の大切なものを守ること。
小さな差異を考える。
すこし話が脱線します。
物事には小さな差異がとても大切だと感じます。
なぜなら差異が見つからないと、何もかもが同じに見えてしまうからです。
働くを仕事や労働として捉えてしまうと働く意味が見出せなくなります。
昔の私がそうであったように。
年収が高いほうが良い?
従業員が多いほうが良い?
労働時間が少ないほうが良い?
働くことを労働の対価であったり、職業のレッテルと同じように捉えてしまうと、簡単に比較がおきてしまいます。
"はたらく"を仕事、労働、業務、作業、生業、など名詞で捉えると本質が見えなくなるのです。
はたらくは動詞です。
動詞は比較できるものではありません。
はたらく本質は、人の所作や行動にあるのではないでしょうか。
なので、いま自問自答します。
わたしの守りたいものは何か?
これが腹に落ちるまで、本当の意味で働くことができないのではないでしょうか。
はたらくって哲学だ。
わたしは10数回の転職を繰り返してきました。
働く意味を何度も何度も自答してきました。
働くって何だろう?と
他人から称賛される職業に就くこと?
多くの収入を得ること?
有名な企業に入社すること?
でも、真の質問は、
"私の"働くって何だろう?だったんです。
目に見えるのは同じかもしれない。でも人の行いはひとりひとり違うもの。
だから、自分自身の働くを見つけなきゃいけない。
あぁ、はたらくって哲学だ。
まとめ
はたらく=自分の大切なものを守ること。
はたらくは、職業や労働といった名詞でラベル化されやすい。
仕事や職業のラベルで見てしまうと比較が起こる。
だけど、同じに見えても、働くの違いに気づかないといけない。
その違い(差異)が、仕事でも労働でもない、
真の自分の"はたらくこと"だと私は思うのです。
だから、もし働くことを知りたければ、
あなたの守りたいものは何ですか?
と聞けば答えが見つかるのではないでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?