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弟のところに子どもが生まれたんだよ

今陣痛の間隔が20分くらいになってきたよ、と実家のグループLINEに弟から報告があったのが昨日の夕方くらい。パワーをつけるためにステーキを食べに行っていたらしい。相変わらずよく食べる夫婦だ。

陣痛も、お腹に子どもを持つことも経験したことのないわたしには知らない世界だ。だけどそれは弟夫婦だって同じなはずで、どんな気持ちでいるんだろうと思いながら夜が明けた。

お昼頃、元気な子どもが生まれたと母から連絡が来た。


弟はわたしのあとをついて回っては、些細なことでポカスカ殴り合いの喧嘩をして一緒に泣いて母に怒られていた。昔住んでいたアパートのざらざらした壁にもたれてふたりで泣いた淡い記憶を思い起こす。その弟は今やもうひとりの父親なのだ。

ふたりの結婚式で号泣して親戚にからかわれた姉ちゃんは、君たちの子どもに会ったら絶対にまた泣くと思う。

ハンカチとティッシュを持っていくからね、今も涙ぐんでるけど、大丈夫。

たまには感情に任せたエッセイも書きたいなーと思って書いてみました(^ω^)わたしも叔母さんになりました。今日は記念日。

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