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Googleの緊急アップデートはChromeだけではない。Edge他もアップデートを!

Googleが2024年8月21日にGoogle Chromeの緊急アップデートをリリースしました。思いのほか影響が大きいのでnoteに書き起こしました。

緊急アップデートの対象

今回の緊急アップデートはGoogle Chromeがクローズアップされていますが、Google Chromeを開発するもととなった「Chromium」に存在する脆弱性が原因です。

ChromiumはMicrosoft Edge、Opera等、他のブラウザにも利用されており、今回の緊急アップデートはMicrosoft Edgeでも適用する必要があります。

Google Chromeだけの問題ではありません。

被害の内容

今回の脆弱性は、CVE-2024-7971:深刻度「重要」 となっており、非常に危険です。

緊急アップデートを適用しない場合、PCを不安定にしたり、データを危険にさらしたり、不正なコードを実行したりする可能性があるとされています。

forbes Japan

つまり、攻撃者が任意のリモート攻撃を仕掛けることが可能になります。

既に、NIST(National Institute of Standards and Technology:米国立標準技術研究所)やMicrosoftのホームページで注意喚起がなされています。

参考:NIST-CVE-2024-7971 Detail

参考:Microsoft Security Response Center-Chromium: CVE-2024-7971

アップデートの確認方法

Google Chromeの場合

画面右上の縦3つの・をクリックし、設定をクリックします。

Google Chromeの確認画面1
Google Chromeの確認方法1

続いて、Chromeについてをクリックします。ここでバージョンが128.0.6613.84 or85以上ならば大丈夫です。
私の場合は、2日たっても適用されていませんでした。

Google Chromeの確認方法2
Google Chromeの確認方法2

Microsoft Edgeの場合

画面右上の・・・をクリックし、設定をクリックします。

Microsoft Edgeの確認方法1
Microsoft Edgeの確認方法1

続いて、Microsoft Edgeについてをクリックします。ここでバージョンが128.0.2739.42以上ならば大丈夫です。

Microsoft Edgeの確認方法2
Microsoft Edgeの確認方法2

まとめ

今回の脆弱性は危険度が高いにもかかわらずあまり周知されていないと思いnoteを書きました。特にGoogle Chrome以外にも影響がある報道は、ほとんどないように感じます。

皆さんも被害に遭わないように、常に最新のパッチ適用を心がけて下さい。

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