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仕事をするということ。


2022年度の採用活動を始めるにあたって、事業主の私の考えをいくつかまとめます。やっぱり合う合わないはあるものですので、読んでから応募いただければと思います。

「仕事をすること」についての考え方。

仕事をするというのは、言われたことをただやっていれば良いということではありません。また、与えられるものでもありません。

仕事というのは成果を出すことだと思います。成果に対する報酬が給料です。

出せる成果を向上させることで組織を目指す場所へ近づけて、それによってなりたい自分に近づくこと。これが働く意味です。

私は仕事は自分のためにやるものと思います。


自分はどうなりたいのか。

5年後10年後自分がどうなりたいかは自分の人生なので当然ながら自分で決めなくてはいけません。

「散歩のついでに富士山に登る人はいない」

という言葉があるように、なんの目的も持たずに歩いていてはどこへも行けません。自分の人生の目的地を決めて、そこに向かって、バスや電車(鈍行、特急)、車で行くのか、どうやってそこに向かうのか、この方法を決めるのが会社を選ぶということです。

なりたい自分になるために、どの業界のどの組織で働くのが良いのかを考えて、その組織の成長が自分の将来に役に立つ場所を選ぶべきと思います。

仕事をして、技術、能力を向上させて、パフォーマンスを出す。その経験が自分の将来に役立って、将来の夢を形にしていくことで人生を有意義にしていくものと考えます。


給料は稼ぐもの。貰うものではありません。

給料は貰うものと考えている人がすごく多いんだなとコロナ禍になった世の中を見ながらよく思うのですが、給料は仕事をした成果に対して支払らわれるもので、ただ組織に属していれば勝手に貰えるものではありません。

いやいや仕事をしている人もたまにいますが、いやでも給料を貰うなら相応の成果を出さなくてはいけません。仕事したくないけど給料欲しいって言ってる人もまぁいますが「子供か」って思います。

よく自分が属している会社の業績が落ちて、待遇が悪くなった時に文句言っている人がいますが、そう言うの聞くと「うわ、ダサいなぁ」って思います。

業績が悪くなった責任はその会社に属していればその人にもあって、自分の責任の範囲を超えて待遇が悪くなれば愚痴りたくなる気持ちもわかりますけど、自分のパフォーマンスもその悪かった業績に含まれているのでしょうがないやんと思うわけです。

「ここで勉強したいです!」と言う人も割といるのですが、学校ではないので給料が発生するなら勉強するという前に仕事をしましょう。

1つの仕事に時間を投資すれば投資していない人より向上しなくてはいけません。自分より時間をかけずに他の人が成果を出されることがあればその人より仕事ができないという事です。

思うような人が採用できなくなったら縮小して1人で農業やる。

私は事業をする中で、農場を気持ちの良い環境にしたいと思っています。自分にとってもそうした環境に身を置きたいし、スタッフも気持ちよく働いて欲しいからです。

まだまだできていないこともたくさんありますが、数年前と比較すれば徐々に働きやすくなってるはずです。

気持ちの良い環境というのは、見栄え、整理整頓、など様々要因ありますが、どんな人が働くかがいちばん大切だろうなと思ってます。
“ひとが良い人“に働いて欲しいと言うわけではなくて、やっぱり農業に関心があって、前向きに取り組んでくれることとか、その日その日の仕事で、自分の成果を把握して、より良くしようって取り組んでくれる人や、今ある環境をよりよくしようとか考えてくれる人と働きたいです。
一緒にいて気持ち良いからです。

そんな人が働きたいと言ってもらえるように魅力ある農場にしたいなと思うし、そのために雇用環境をこれからももっと良くしていきます。

・人が良いけど仕事できるようにならない。
・作物がよくできたら(忙しくなるから)いやそうなリアクションする。

みたいな人を「言いづらいからなぁ」「人いないからなぁ」みたいな理由でずるずるとシフトに入れづつけるようになったら終わり。
あってもなくても良いようなしょうもない農場になって、愚痴ばかり言ってるような人や、向上心のかけらもない人と仕事するくらいなら、自分もそんなもんやったと思って縮小して1人農業やると決めています。

事業主は従業員にここで働きたいと思ってもらえる環境を作る。

働く場所は働くその人が選ぶものです。

事業主(私)は、ここにいたら自分にとって良いなとスタッフに思ってもらえる環境を作っていかなくてはいけません。

農業で独立したい、農業を知りたい、子供に農業体験の機会を作りたい、野菜を栽培したい、そんな人がどこで働こうかなと考えた時に最初に思い浮かぶような、長く働きたいなと思ってもらえるような環境を作っていくつもりです。

幅広い人が活躍できるように、宿泊や、加工も必ず事業にして、さまざまなキャリアの人が働くことができる魅力ある農場にしていきます。
働くことで自分のスキルが上がって、将来の選択肢を増やして次につながる。そんな場所にします。

もし、こういうことを、言っているだけで全然努力してないやん。とか、何年もおるけど全く変わってないねんけど。みたいにこいつは無理やろと思うようになったらさっさと見限って次へ行きましょうw

そうなったら私は縮小せざるを得なくなって、そのうち倒産するなり、もしかしたら夜逃げしたりするんでしょうが、働いているスタッフが一緒になって苦労する必要はありません。
そのためにもやっぱり仕事を頑張ってスキルを磨いておきましょう(無理やなと思ったら、いつでも転職・独立できるように)。

まとめ

目指す農場に向けて、そこに共感できて、そこに向かってより環境を良くしたいと思ってもらえる人と仕事していきたいと思っています。

仕事は絶対に成果を出さなくてはダメです。これは絶対です。成果を出すことが仕事です。給料は成果に対する報酬です。学校とは全く違います。

時間かけても同じような成果しか出せない人や、受け身で言われたことだけをやっているような人は、仕事がいつまでもあると思わない方が良いと思います。

私としては働いて欲しいなと思う人が「ここで働きたい」と思ってもらえるようにより良い環境と、魅力ある農場を作っていけるようにがんばります。

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