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夏の太陽、夏の月 63 擬人化といじめ問題

 擬人化と言えば「アンパンマン」とか「機関車トーマス」が有名です。最近では「100日目のワニ」かな。

 道具や文具を擬人化したいという思いもあり絵本「みんな‼ぬってるかい!ローラーくん」を創作しました。

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 テーマは絆と友情です。もうひとつはいじめの根絶。私自身60歳近くまで生きてきて、いろいろありました。何年経ってもいじめはなくならないし、自殺者の記事やニュースをみると陰湿になっているような気がします。小さい頃は訳も分からずいじめたりすることもあると思います。多感な中学、高校となると考えますね。「いじめカッコ悪い‼」ってサッカーの前園選手が20年前に言ったそうな。人間って日本自身もそれから精神的には成長してないんですかね。

 いじめられる方にも原因はあると思いますが、まずはいじめる側に罰をという意見は賛成です。罰と言ってもボランティアとか社会貢献活動をさせるとか人権関係の読書感想文や反省文を書かすとか。

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 いじめる側には家庭環境にも問題がある場合が多いので、机上の理論ではいかないと思います。いじめの現場は綺麗ごとではなく修羅場で厳しいのは知ってます。人の不幸を見るのが好きな人、人が困っているのを見るのが好きに人。人々が笑っている、喜んでいるのを見るのが嫌いな人って少なからずいます。生善説を信じたいのですが、生悪説の人も現実的にはいます。

 こういう現実を聞いたりすると、エヴァではないですが、不完全な人類の贖罪。一旦滅びて生まれ変わった方がいいのかもとすら思ってしまいます。私はエヴァの精神世界のところはそんなに好きではなく、絶望的な中で人類が強大な使徒と戦うところが好きなのです。話は脱線しましたが、いじめ問題はまだまだ知恵と工夫とみんなが協力すればかなり無くなるはずです。

 いじめは人間が生きていく限りなくならないかもしれませんが、少しでも減らしていければと思います。絵本はモノ(道具)を大切にのメッセージも込めています。人間とロボットや擬人化したモノが共存する世界もあるのですから。お互いが尊重し合えば人間同士のいじめが無くならないはずはないです。

↑↑↑「浦シマかぐや花咲か」幻冬舎ゴールドライフオンラインで連載してます。


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