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夏の太陽、夏の月 62 人を取り戻す旅

 59歳、同級生も仕事を辞めたり、あと1年頑張る、65歳まで仕事を継続するといろいろです。還暦前、道に迷う事もありますし、家族や親の事いろんなことがあります。人生の最終コーナーを回って、まだまだ出来るやれるはずと気持ちを奮い立たせたり、在職中の悪夢に目を覚ましたり。

 ある程度時間に余裕が出来、社会貢献や親の面倒を見ていると、人としていろんなことが去来します。今まで見えなかった景色も見えます。

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 是枝監督の名作映画「そして父になる」を鑑賞。エリートサラリーマン役の福山雅治が出産直後に取り違えられた息子を通じで、人として父親としていろんなモノを取り戻していく映画です。仕事人間として忘れがちなモノ、本当に大切なモノ……これまでの人生を振り返って考えさせられました。リリー・フランキーと真木ようこもいい味を出してます。

 また映画ついでに、エヴァついでに庵野監督「シン・ウルトラマン」のサイトで、「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」というコピーが響きます。

 エヴァも私は、人類がサードインパクトでの破滅を防ぐため、人類と使徒との戦いの新劇場版でしたら序、破が大好きです。なんやかんやで人間が好きなんですね、まだ諦めてもいないです。絵本「みんな‼ぬってるかい!ローラーくん」は友情、絆の他、いじめの根絶も謳ってます。コロナ禍も相まって自殺する人、病んでいる人たくさんいると思います。還暦前になると退職する手もありますが、まだまだこれからの若い人もいてます。もう一度考えて、人間らしさを取り戻して前向きに生きて欲しいものです。庵野監督もエヴァで病んだと思います。「シン・ゴジラ」や「シン・ウルトラマン」が本当に描きかかった作品なのでは。

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 今年の夏は、コロナに打ち勝つ夏にはなりそうになく、withコロナのままコロナと寄り添い共存する夏になりそうな雲行きです。これも自然の流れか、奢れる人類への警告か、仕方がないかと思います。とりあえず人として春から夏までの旅を精一杯やって行こうと思います。

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