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日本のDXを推進できるのは「競争」ではなく「共創」だ!

社員の皆さん、元社員の皆さん、一緒に仕事をしていたことのある皆さん。
そして私の友人たち。

あけましておめでとうございます。

昨年の10月で経営委任の関係での制約が全て終わり、2021年10月1日から再始動しますと申し上げました。

この二年間ずっと次に何をなすべきかを考えていました。
この二年間多くのTOPベンチャーの経営者のアドバイスをさせてもらいながら、逆に、多くの刺激とその持つ才能を肌で感じ、自分自身の今後を見据えていました。

この10月に始動してから、3ヶ月間この2年間温めてきたものから削ぎ落とし、また新たに加えを繰り返し、ようやくやるべきことが明確になりました。

私が今回、日本のために行うことは

再度、エンタープライズの世界です。

しかし、26年前と同じことをするわけではありません。
26年前は日本にはエンタープライズアプリケーションパッケージはありませんでした。

私達は海外の大手ベンダーと競争し、日本の企業のために
日本企業にマッチした、ノーカスタマイズのERPを提供しました。
そして、日本のITエンジニア、ITコンサルタント、そしてエンタープライズセールスが
成長できる環境を提供してきました。

これらは一定成し遂げられたと思っています。

私が今回行うべきエンタープライズの事業の基本概念は

「共創により、日本企業のDXを加速する」です。

そして提供するサービスは

メインの事業として
「共創型、オープンプラットフォーム・コアERP・SaaS」の提供です。

25年前と違い、非常に多くのSaaSベンダーが登場しており
これらは一つ一つ非常に優れたものだと思っています。

しかし、各種業務に特化した多くのSaaSとオンプレミスのモノリシックのERPは共存できていません。

せっかく多くの有力な業務SaaSがあっても、そのコア業務は相変わらず
モノリシックなERPがなければ、業務全体を回せません。

私は、今回の事業を立ち上げる上で、これらの多くの業務SaaSと「競争」することは、日本全体、エンタープライズ企業である顧客にとっても全く無意味であると思っています。
既存のものより少し優れたものを開発し、競争することになんの意味があるでしょうか。

その競争に打ち勝ったところで、多くの革新は望めません。

もはや多くの業務系SaaSがあるならば、それらの企業との無意味なシェアの奪い合いは正しい形とは思えません。

世界的にもモノリシックERPからポストモダンERP、そしてそのために必須なコアERPをSaaSで提供し、その際にすでにあるSaaSベンダーと最初から競争せず共創し、日本製のSaaSで一つのデータ、ERPを共有できるようにしたいと思っています。

これまではカスタマイズしなければならない製品ばかりで、結果的には、そのようなベンダーと組んでも一つの「製品」にはなりえませんでしたが、現状のSaaSはその性質上、カスタマイズせずにそのまま使う製品しかありません。それならば、一つのSaaSのようにベンダーが共創すれば動かすことができます。

これまでの「APIがあるから繋がります」などという現実的には相当な手間を掛けなければ、データの共有化もできないようなものではなく
「データそのものを共有化」できるコアERPを提供するつもりです。

既存のSaaSベンダーとは一切競合しないでやっていける自信があります。

私はこの「共創」こそが、日本の中堅から大企業のバックオフィスのDX革命の唯一の方法だと思っています。

我々はこれまでモノリシックなERPをノーカスタマイズで提供してきました。その結果莫大な業務ノウハウを持っています。
しかし、それをこれまでは独占的に利用してきました。

今回はそのような高度な業務ノウハウを持つメンバーを中心に
オープンプラットフォームコアERPを開発し、数多くの、、、可能あればすべての業務SaaSベンダーと共創するつもりです。

断言しますが、一切競争するような製品を作りません。
我々は、業務のコア部分のみ中堅から超大規模企業までの業務を網羅した製品を作り既にSaaS製品で提供されている機能は共創で我々は開発しません。

その上で我々はそれらを製品レベルで組み合わせできる形を確認されたものだけ組み合わせてエンタープライズ企業に販売するつもりです。

我々は十分な業務ノウハウと、素晴らしいエンタープライズセールスのパワーを持っています。これらは日本の業務系SaaSの企業が持っていないものです。

多くのお客様からのご期待の声もあり、私は今回、このコアERPのエリアで
共創によりすべての業務系SaaSベンダーと製品レベルで100%稼働保証したものを提供していきます。

皆様へのお願いは

1.業務系SaaSベンダーのCEO,社長の皆様

「このオープンプラットフォームERPの共創」に
私どもからもお声がけいたしますので、ぜひとも共創して参りましょう。
よろしければ、ぜひ私どもにもお声がけください。

ぜひこのオープンプラットフォームコアERPにつなげてください。一緒に一つの製品のように提供していきましょう!
力を結集していきましょう。

2.元ワークスの社員のみんな、私達ともう一度日本を変えていきましょう!

仲間を募集します。
1)エンタープライズセールスは私達の最も重要な要素です。
元ワークスのセールスの方、是非一緒にこれを広げ、日本の企業のバックオフィスDXを勧めていきましょう!

2)元ワークスのコンサルタントのメンバー

コアERPの開発には業務のノウハウが重要です。今までの顧客との対応の中で得た業務知識を遺憾なく発揮してほしいのです。

3)元ワークスの開発エンジニアのメンバー

ワークス出身のエンジニアの活躍は目まぐるしいですね。
ぜひその力を、オープンプラットフォームのSaaSコアERPというチャレンジに生かしてください。

社員として参加でなくとも、会社として協力してくださる会社さんも、個人事業主で参加してくださる方も、副業で参加してくださる方もすべてウエルカムです!

今から5年で、共創によるオープンプラットフォームERPを常識にしてみせます。

日本企業の未来のためにみんなの力を結集させてください!

2022年1月1日

株式会社パトスロゴス 牧野正幸


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