投資郎メモ5：レイ・ダリオ氏曰く

世界最大のヘッジファンド会社、ブリッジウォーター・アソシエイツの創業者でフォーブスに載らない影の億万長者、サブプライムローン危機・リーマンショックを予言したとしても有名なヘッジファンドの帝王ことレイ・ダリオ氏がこう言った。

「日本が確実に衰退期に入った。この国家の凋落から身を守るための保険が〈資産運用〉だ」と。

彼は、今年、「現金はゴミだ。タンス預金はやめろ」と語った。ドル、円、ユーロなどの基軸通貨や債券などは今後敬遠されるだろうと。

今までの旗艦ファンドが躓いている。今年8月年初来の成績がマイナス18.6%というここ10年で最悪の成績。競合他社は競合他社はこんな中でも利益を上げているのに。今までにないひどい成績で社内も相当もめているようだ。

ダリオ氏のファンドはバフェット氏のような米国株100％ではなく、半分以上を中長期国債が占め、株は30％で他には商品などだ。

今まで長く高い成績を残しているこのファンドは機関投資家のもので個人は相手にしていない。巨額な資金の一括投資に向いている内容だ。

私は個人の長期積立投資のファンドとしてなら同意できないが、「日本の凋落から身を守るための保険は〈資産運用〉だ」というコメントには大いに同意できるのだ。