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痔瘻治療の経過2 ~シートン法での入院~ (手術後2日目から退院まで)

今回は、手術翌日から退院までの入院生活についてお伝えします。

手術後の食事

まずは食事から。手術翌日から3日目まではおかゆが続きます。おかゆだけでもお腹は満たされてしまい、病院食だけで十分でした。ポテチやカップヌードルを食べたい気持ちはあったものの、満腹感でそれ以上食べる気にはなりませんでした。4日目からは普通の白飯に戻りましたが、夜ご飯が18時と早く、消灯時間の22時にはお腹が空いてしまうのが少し困りものでした。

術後の痛み

術後の痛みはほとんどなく、硬い椅子に座ると少し痛みを感じる程度でした。病院から借りたO型クッションのおかげで、座っていてもほとんど痛みを感じず、快適に過ごせました。3日目からは痛み止めも不要になり、痛みに関してはほとんど気にならなくなりました。

術後のケアと困ったこと

術後、おしりにガーゼを挟む必要がありました。これは傷口からの出血や浸出液を吸収するためです。しかし、このガーゼが結構なにおいを放つので、頻繁に取り替えたくなります。運動不足もストレスの原因でした。外出はできず、病院内をさまよう日々は、まるでホラー映画のようでした。

シャワータイム

手術翌日からシャワーを浴びることができたのは大きな喜びでした。お風呂好きな私にとって、1日2回シャワーを浴びることもありました。おしりのにおい対策としても効果的でしたし、傷の治りも早くなるとのことで、積極的にシャワーを楽しみました。ただし、傷口はお湯で軽く洗うだけにしました。

退院への道

病室の窓から新宿の街が見えました。Netfrixで『シティハンター』を見ていたので、気分はまるで冴羽獠。「ごめん、あたっちゃった」というセリフが思わず口をつきました。

最終日には、傷のチェックを受けて問題がなければ退院です。おしりには多くの血管が集中しているため、大量出血があったらすぐに病院に来るようにと何度も念を押されました。幸い問題なく退院することができました。

費用と感謝

7日間の入院費用は10万円弱。普通のホテルよりも安いのでは?と驚きながら清算しました。本当にお世話になりました。

このように、手術後から退院までの1週間は順調に過ぎました。次回も引き続き、経過をお伝えしていきますので、お楽しみに。

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