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四国遍路・西国巡礼で得たもの その一

 

 諦めである。三度廻った、車で1回、あとは歩きと交通機関、場合によってレンタカーやレンタルバイスクル。基本は、歩き、持ち物は、財布、着替え、水筒など旅行に必要な最小限のものだけ。はじめは。

 得たものは、精神的な根性、遥か彼方に見える目標、あと4時間もあれば到達できるか、今日はあのお寺が最終、午後5時までに着かめば、歩く、時速4.6キロメートル程度の速度、20キロが限度、私には。

 交通機関、なるべく使わない。使えるものは何でも使う。JR.や私鉄、路線バス、場合によってはヒッチハイク、道を尋ねると次のお寺まで乗せてくれたことも何度かあった。ありがたい。本来は、歩きなんだけど。足は痛い、全身的に疲労仕切っていた。

 一度だけタクシーに乗った。高知で、武市半平太の生家を見ながら、暑さでダウン、次のお寺までタクシーを拾った。たまたま。

 長い長い道のりを黙々と歩く、その根性、いまでも活きている。

 こんなこと、もっと早くから身と心につけておけばよかった。なんにでも応用できた。あきらめない、きっと達成できるという確信だ。信ずる者は救われる。自分を信じよ!自己責任ではない、自己核心だ。

 こまったら、神よ!仏よ!救い給え!

 それでいい。自分を支援してくれるものは、なんでもいい。

 それを信じて、がんばろう。

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