嫌なことは忘れよう、避けよう「逃げるのは恥だが、役に立つ。」とは、よく言ったものだ。
現役時代、力関係がはっきりした状況では、自分の主張を突っ張ることは少ない。日本人は、聖徳太子がいみじくも、「和を以って尊しと為す。」、人間関係が大事とのこと。感情的になって相手を押しつぶすのは得策ではない。負けるが勝ちなんてこともある。
リタイア後も、永くなると、達観したようで、自分のペースがカチンカチンに固まっただけで、たいして進歩も成長もしていない、ただの井の中の蛙に過ぎないし、それで十分なのである。
それでも、時々は外部社会との摩擦もある。
大人しくしておればいい。
もう齢なんだから、
そういかないときもある。
ほっといて、避けよう、逃げよう、ブロックしよう、デリートしよう。
喧嘩して勝っても、なんの得るところは無い。
おそらく相手も似たような年寄りだろう。
時間と労力の無駄。
あのテレビドラマ、滅多にあの手のドラマ、若い二人が懇ろになるが、世間がいろいろあって、そんなドラマは見なかったのに、よくあんな遅い時間帯のドラマを観たのだと思う。星野源や新垣結衣、そして石田ゆり子だから、観たわけじゃない。
「逃げるのは恥だが、役に立つ。」
あのタイトルが面白い。
前方の敵に向かって、進めはいい。
ときには、敵に後姿を見せて、逃げることも必要だ。
そう思うことがある。
バカや阿呆や、犬や猫と喧嘩してはならない。
おやすみなさい。
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