フィクション、半分作り話と思っても面白い。事実は小説より奇也、だけど暇つぶしにはちょうどいい。
所詮作り話、それでも夢に見える、想像して心浮かれる。
いいのか悪いのか、ある意味、酒みたい。アルコール依存症気分だ。
たとえば『源氏物語』、天皇様に愛された女性が不幸になり、若くしてなくなり、男子が生まれる、そんな始まり。
つい80年前には、神御一人、人身の最高の地位、神をも押されぬ人。
それを、あれやこれやと、人間らしく読み物にするとは、我が国の女性、
イギリスのシェークスピアにも比較、負けない小説家、小説というには、あまりに長く、現代人には日本語とはいえ、かなり難しい。
千年を遙かに超える大昔だもの。
それをテレビで男女の恋愛もののドラマ、極めて多くの国民が家族そろってお茶の間という開けっぴろげな、ごく普通の場所で観ているのだから。
まぁいいことです。
微笑ましくもある。
今日の朝、たまたま小児科兼外科の病院へ行った。そこでは乳児の検診や予防接種もやって、人気の女医さん。
生後数ヶ月、数年の乳幼児が泣き叫び、動き回っている。
明るい雰囲気ったらありはしない、これ以上の。
少子高齢化、日本人つい数十年前は、見合い結婚が圧倒的、恋愛は少ない。現在は、結婚はハードルは高いが、中学生でカップルでいるのは珍しくもないと拝察する、いいこと、微笑ましい。
うまくいけば少子高齢化の問題は、自然に解消されるかもしれない。恥ずかしがり屋さんが明るい男女交際の雰囲気に移行するかもしれない。
万葉の時代、結構、その雰囲気があったようだ。
堅い堅い、歴史主義よりいいかもしれない。
なんて、いろいろ小説を読むと愉しくなる。
昔、中学1年で雰囲気の違った同級生を見て、ようやく女性を意識したことを思い出した。
そんな奥手の中学生だった。幼ななじみは女じゃない、女を感じない。
そうして成長していく。
その一手段、一課程なのだ。神の御技、すばらしい。
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