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オリビア・ニュートンジョンは逝った。若い頃、青春時代の歌がまたひとつ

 10代後半、深夜ラジオをよく聴いていた。オールナイトニッポンとか、ヤングリクエストとか、アナウンサーやその相手方(表現を失念)も多くは消えていった。もう年だろうな。笑福亭仁鶴も、その一人、この間、亡くなった。

 まじめに、旺文社の大学受験講座も聴いていた。

 オリビア・ニュートンジョン、詳しいことは記憶になくなった。あの有名な歌は、聴くと若い頃を思い出す。

 同じオリビアでも、ハッセーは、同じ年か、少し下。どちらのオリビアも外人らしい顔立ちの整った西洋美人、とても同じレベルで綺麗とか好きとかの対象ではなかった。

 大場久美子みたいな存在じゃなかった。やはり日本人なのだ。

 世間知らず、世界を知らない。

 あの頃、ビートルズも流行っていた。

 深夜ラジオとつけっぱなしで午前3時まで起きていた、そして午前7時過ぎには起きて、学校へ行った。別に居眠りもしなかった。

 若いってことはすばらしい。元気いっぱいだった。

 高校時代、学校の帰りに、映画を観た。印象的なのは、アランドロンの『サムライ』など欧米の映画がほとんど。

 別に補導とか警察とか、全然、なかった。

 喫茶店へ入るのは規制されていた。文化的には理解ある地域だった。

 いま、年をとったせいもある。いまの音楽には、全然、共感しない。

年末恒例のNHK紅白歌合戦など、もう何十年も見ていない。

音楽に対する姿勢が基本的に異なるのだろう。あの番組に関連している同年代の人たちは、多かれ少なかれ同じ感覚を持っているだろう。

 もう自分は時代と合わない。そろそろ世界を別にするべきだと。

 それでも映画に関しては、さほどの違和感を感じないのはなぜだろう。

 コロナコロナで、しばらく映画館への足が遠のいている。

 また近々、映画館へ行こう。

 そこそこ行っているけど、もっと。

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