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趣味、いまは読書、おそらくずっと。

 読書、小学生の頃、歴史の本が好きになって、以来、社会科だけは、ダントツだった。
 いまも歴史、思想、宗教ときに文学など様々分野の本を読み漁っている。
渉猟、遍歴というやつだ。
 昔、ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」なんか読んで、ヘッセが書店の店員で生計を立てていたなんて読むと、「いいな。」って思い、それでも自分はどうやって生きて行こうかなんて考えもせず、場当たりに生きてきた。
 工業高校電気科から私立大学経済学部(自分では、まぁまぁと思うレベル)、が基本的に大学になじめず、いわゆる五月病だったのだろう、中退してした。そして引きこもり3年。
 もう嫌になって(世間が)、社会復帰というか社会参加、少し慣れたところで故郷を捨てた。エッセンシャルな公務員、39年、なんとか年金ももらえて、悠々自適の生活を愉しんでいる。
 50歳はじめ、四女が心の病気になったこと、人事で非常に不愉快な思いをしたこと、組織や転勤がいやになった。以後、給料分の仕事に徹した。当然、昇進や評価はそれ相応、低空飛行となった。
 それでよかった。後悔や反省はない、ただ嫌な思いも数多くした。
 50歳以後、やりたかったこと、海外旅行、ヨーロッパ3回、ソウルと北京へ各1回、はじめは嫌がっていた家内も、慣れた頃には同行した。
 63歳で公務員を退職し、常勤嘱託、アルバイト、収入は低い、身分も低い、やることは同じ仕事。65歳には完全リタイアした。
 あとは地域デビュー、自治会長やらなんやら、そのときの気分次第。
 ほどほどにして、あとは読書三昧、図書館通いが大好き。
 著名な文学者の全集を読み、小説家や絵画の図録も数多く、堪能した。
もっともっと読みたい。
 旅行は行きたいなと思いつつも、コロナコロナで気分を削がれた。
定番の東京や鎌倉、ほかに佐渡島や隠岐島、夢想する。
 まだまだ本は多い。星の数がどれほどなのか知らないけれども、おそらく数えきれないほど本はあると思う。
 本も人と同じで出会いなのだ。
 出会ってしまえば、惚れ込んでしまう。
 本は人を嫌わない、人の好きなように引きずり込んでしまう。
 あと残り少ない元気な人生、たっぷり生きたいと冀う。
 毎日神社にお参りして、今日も一日健康で愉しく過ごせますようにと
 お祈りする。
 そんな日々、今日はまもなく終わる、明日も元気に過ごしたい。
 おやすみなさい。

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