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年とると、つき過去を思い出す。なんせ暇だから。極めて不愉快、いいことばかりじゃない、むしろ厭なこと腹が立つことが多い。
71歳にもなると、老人とか年寄りとか言われても、さも当然って感じが自分でも思う。特に同年齢的な年寄り、もうひとつ女性を見ると、いろいろ想いが交錯して、悲しい気持ちやらやるせない感覚になる。
まだまだいけるって女性から、あるいはもうそこまで年寄りならんでもという女、もう老婆じゃんって感じまで、様々。
その中心は、どうしても仕事、定年退職のあと、どうするのか、当てがあるのかと年上の同僚から言われて、ないって。それならしばらく再任用した。現役ではあるが、ご先祖様入り、2年で引退した。
その後再就職やアルバイトをした。
やはり仕事なんて収入と心身の安定、世間体だけにしたい。
なまじ若い頃、ひきこもりを数年したので、その厳しさ、つらさは身にしみている。金なくても暮らせる、でも日本人、体面や和や絆やと他人に厳しい。とりあえず格好つけとかないと、いろいろ嫌がらせ、いちいち相手にしてられないけど、気にする。
この歳になると、世間体その他もろもろなんとも思わない。もともとそういうものなのだった。他人などにかまっていられない。犬や猫、ゴキブリなどと同じ、どうでもいい存在だ、他人なんて。
マスコミが言うようなことは、すべてでたらめ。
まぁそれはそれとして。
精神的、気分的にどう平静と平穏を維持するか、身体的な長生きとともに、僻まない年寄りのあり方を保って生きていたいものだ。
寂しがっているヒマはない。
自分でやるべきことを考えるのだ。それしかない。
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花も人も同じ。咲いているときが華、自分でがんばるしかない。
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