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蠅一匹とテロ、要はやっつけることか

 迷い込んだ蠅一匹と、狙撃・暗殺された元総理を同一に扱うのは、大変失礼かつ無作法な考えである。
 先だって一週間ほど、我が家のリビングに蠅が紛れ込んだ。特に、家族での食事時には。ブンブンとうるさいほど、また平然と、顔や食べ物に停まろうとしたり、至って家族全員の不況を買っていた。
 その対応策に、手で払い、ゴミは早々にかたづけ、食事時間も短くした。人の気配が少なくなるのを見はからって、殺虫剤を噴霧したり、いろいろ退治しようとした。全然、果たせず、日は、過ぎ去っていた。
 時には、連れを読んだのか、二匹三匹と複数いるのかとさえ思った。
 だが、ある日、私の部屋(書斎兼寝室)に、その蠅が、ブーンとやってきた。これ幸いと、閉め切り、噴霧器を充満させた。しばらくして、様子を見ると、畳の上でバタバタともがいていた、でも、だんだん元気にんりつつあった。
 そこで間髪を入れず、近くにあった物えお叩き、驚き弱らせたところで、ティッシュで捕まえ、握りつぶした。さすが一巻の終わり。
 まず一匹と思った。
 ところが、すでに巣を造り、一大蠅集団を形成し、復讐にかかってくるとおもいきや、全然。一匹もいなくなった。
 めでたし、めでたし。
 そこで。例の安部元総理大臣狙撃・暗殺事件、犯人は、統一教会へ母親が過剰な寄付したことにより、父は自死、残った自分たち三人兄弟は苦難な貧乏生活に喘ぎ、信頼していた兄は難病にり患したうえ、自死した。
 これにより自分は、優秀な高校に在学していたが、進学できず、職を転々とせざるを得なかった。すべて母と母をマインドコントロールした統一教会のせいである、本来なら統一教会幹部を狙撃・暗殺するべきところ、同教会を支援していた安部元総理を狙撃・暗殺したものである。
 日本は、マスコミが全面的に統一教会と政権政党である自民党を集中的に攻撃した。もはや狙撃・暗殺したテロ行為は、なんら問題にもされていない。事件は、精神状態を調べるため鑑定留置となって、正常な判断ではなく、精神的に異常と報道される有様である。そうなると無罪の可能性もある。
 一方的な判断で、反安部一色にされ、殺人事件、しかも自己制作による銃器の使用、まったくの違法である。
 ただ一人の殺人犯によるテロ行為、このようにして許されていいのか。
日本を8年にわたり総理大臣として指導してきた人物を、単なる精神疾患にあるものとして報道している。
 前半の蠅、後半の政治指導者たる安部元総理。蠅は、消えてもいい。安部元総理は、国を指導した人物である。テロ行為者は、厳正に、背後関係、本人の思想信条、当然、旧統一教会も含めて広範な調べが必要である。
 殺してしまえば終わりといった感じでは、またテロが起きる。
 蠅は殺していい、指導者は殺させてはならない。
 肝心なことを徹底的に糾弾してもらいたい。
 

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