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映画が好き、ふっと思い出すこと

 いつの頃かわからない。どうやってみたのか、映画館なのか、テレビなのか、多分映画館。それも私が、ほんと子供だった頃、いくつかいまだに忘れられない、そして観たい映画。
 フランス映画で、なにかの原因で親を失ったこどもたち、その長男、雪や夜の寒さに闘いつつ、弟、妹を他の家に渡したり、預けたりして、自分は街の中を橇を引いていく、それだけだが、あの映画で、映画が大好きになった。特に、フランス映画。クリスマスの夜、幼い妹が預けらた家で、その家族と一緒にクリスマスを憩うのを窓から見る場面、なんとももの悲しい。
 日本映画、「喜びと悲しみは幾年月」、学業優秀な長男が、それを妬まれて、自転車のブレーキを細工され、大けがをして社会の軌道から外れ行く様があった。別の映画かもしれない。でも、小さい頃に見た映画で、感動した。犯罪、悪は、許せないとの思い。
 大流行りの「ロミオとジュリエット」、同じ位の年齢、女優オリビエ・ハッセー、外人とはいえ、信じられなかった。性欲というレベルではなしに、美しい女性だった。泣けた、最後の仮死していたジュリエットを見て、ロミオが自死する場面、これまた泣けた。
 日本映画、高校時代に観た階段、お玉が淵だったか、浪人が金持ちの幽霊と関係を持ち、殺されてしまう筋、ほんと怖かった。階段や怖いのは、日本映画、最近はない、みんな怖い。
 これも具体性は忘れた。少年院で長距離ランナーとして少年院側から褒められ、選手として出場したが、最後のラストスパートでわざと停まる。犯行と言えば、ただの反抗。ほんとうの思い切った、腹の座った反抗だ。こういう映画や原作の小説、英国の映画、問題提起だけでもすばらしい。
 学校や少年院、スポーツや勉強、なんのための教育かと考えさせられた。
 映画って面白い。
 コロナコロナで、最近、映画観に行っていない。
 脳を活性化するためにも、映画は観ておきたい。
 非日常への突撃、日々同じことでは、人生つまらない。
 明日もがんばろう。

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