花も人も、世も変わる。むしろ、どうでなくては。新陳代謝、そして進化と向上、老兵は死なず、ただ消えゆくのみ。
少し寒い、風がきつい。雨は降ってないけど、空は前面、暗い雲だらけ。そんな中をあさの散歩、神社参り。何があるわけでもない、なんかご利益を願うわけでもない。ただ祈る、それだけ。
空き家の花、紅白の菊から白菊への交替、それもありなん。葵から菊へ、家康、どういうだろう。しかたないなって。
そうする家康も、あと2回。いまは、同じ年齢だから、なんとなく共感を覚える。側室も、それなりに変わっていくが、なんとなく自然な感じ。女性も傍にいてほしい、だけど秀吉みたいに何百人も要らない。それは、そうだろう。家康がまとも、なんせ正妻もいないのだから。築山殿は処刑、旭姫は病死、その後はいない、側室だけ。秀吉は、寧々さんがずっと。人生いろいろ。
知人にも、離婚者が結構いる。前の嫁さんの娘、複雑だろう、人生ややこしくする。経済的にも、精神的にも、くわばらくわばら。それは、負け惜しみだっていうかもしれない。そうかもしれないけど、たいへんだ。離婚は結婚の十倍たいへんらしい。しなくてよかった、平和でのんびり、知らない世界だ。わが父も、女性はわが母ひとりだけ、秀忠とお江様みたいな関係、パワーが違う。経済力もなんもないし、一方は勝気で強気。どうしても、そうなる。
なんやかんや、時は移り、人も世も変わる、残ったのは、なにか。なにも。ただ、そこには風が吹いているだけ。昔の歌謡曲、歌詞にも心打つものが多い。
いまの若い人の歌、全然、感動しない。第一、聞かない、聴こうとしない。年寄りだから、まったく関心が無い。だからわからない。
小説は好きだけど、若い、今風の小説、読みたいとも思わない。私と同年代の批評家や作家、さぞたいへん。ノンフィクションならまだ、読める。フィクションは、興味も関心もない。どうぞお好きにって。
もう30代、40代でも親子未満、どうだこの差は。
やんぬるかな。
月日は流れた。
それでも、気合を入れてがんばろう!
花の移り変わりを観て、そう感じた。
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