怒りを午後に持ち越すな、聖書の言葉である。それはそうだと思う、怒りは自他ともに心身によくない。
いろいろ腹が立つ、ジッと下を向いていれば、時は過ぎゆく。
ほんとうは、それで事は解決しない。
感情的なしこり、怒った方、怒られた方、双方とも、いろいろ残る。きっかけとなった事案より大きな弊害が生じる場合もある。むしろ、その方が問題だろう。
怒らないのに越したことはない。
感情的になってはいけない。だまってニコニコ、いいんだよ、それで終わらせて、いいのか、かえってストレスが残り、溜まる。
特に、他人相手の仕事、腹の立つことが多い。ジッと我慢することが多い。
アンガーマネージメント、そんな研修もある。
怒りそうになったときどうするか、そう抑えるか。怒っている相手に、どう対応するか、難しいことである。
短気とか、激高性とか、怒りっぽい人に、いろいろ形容詞がつく。
別に、そう言われてもなんともない。
暴言癖があったとしても、それはそれでい方がない。
他人に好かれるはずもないし、好かれようとも思わない。
それでは、どうするか、
せめて、聖書の言葉、「怒りを午後に持ち越してはいけない。」
それを座右の銘にして、怒らないようにしよう。
それぐらいしかない。
他人の機嫌をとって、一生を終えてしまうほど人生は幸福に満ちたものではない。
怒った理由が、自分の正義によるものであって、天地神仏に恥じるものでなければ、それで仕方がない。
ただ表現には気をつけよう。
相手を精神的に潰すのが目的ではない。
若い時、そういう人に叩かれたからと言って、長じて人を潰してはいけない。
それは大事なこと。
相手は憶えている。
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