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気合を入れて、日々生活する。それが、私の人生に意味

 「人生に意味があるか。」という本を読んだ。若い人に、人生の意味を求められた有識者の書いた本である。内容的には、批判の余地はない。様々な点から、人生の意味について説明、解釈がなされ、適切な指針が示されている。

 人生の意味は、一人ひとりの究極の問題である。他人の人生の意味を考えても仕方ないことだし、自分自身の人生の意味を考えることが大事だし、また、ある意味で、どうでもいいことである。要は、他人事なのだ。

 あまり考えると、心身の具合を悪くする。

 ひとりゆったりと、まったりと熟考すること。

 それしかない。

 答えが出ても、答えにならない。

 採点者、最終決定は、自分。

 自分が、納得するかどうか。

 広く人生は、自分しかない。

 ひとりで生まれ、ひとりで死ぬ。

 達観するしかない。

 だいぶ以前、午後11時ごろ、電車で、自分の降りる駅に電車が入港し、速度を落とし始めたとき、アナウンスとともに、階段から人影がサッと見えた。

 人身事故、先頭車両の運転士、その運転席のすぐ後ろで、それを私は見た。何も感じなかった。

 ひとりの人間が、自分の意思で死んだ。

 それはそれで、その人の人生の意味だ。

 自分も、自分の意思で、毎日を生きたい。

 後悔しない、充実した人生を!

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