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地域の出来事、詳細不詳の時代か

 この地域に家を建てて、20年近く、とはいうものの、
宮仕えの悲しさ、私自身は転勤、家族は残り、私は単身赴任、それが間断なく繰り返され、常態的にずっと住んでいるのは、やっと10年だ。
 それでも、地域のこと詳しくない。
 声がかかったのに飛びついて、自治会の役員1年、会長2年計3年、なんとか大体のことはわかった、その程度しか知らない。
 地域に懲りたこともあって、意欲も関心もない。
 ただ、いろいろなことがある。
 視界に入ることだけでも、
 泥棒(窃盗)が入った、ミニパトが半日、停まっていた。
 地元新聞に地域欄に乗った、それで御仕舞い。中国人の集団空き巣らしい。
 市道へのT字型交差点、市道へ出る車、確認不徹底で市道を直進する車に出合い頭の衝突、我が家から10メートル程度の距離で、ものすごい音がした。警察や救急車を呼び、通行不能の合図もした。若い人二人、足を強打して痛がっていた。エンジンから煙が出ていた。
 交通事故、ものすごく強烈、驚くほどだった。
 そして3つめ、一週間ぐらい前、パトカー2台、警察バイク2台、3時間~5時間駐車、ずっと待機、警察官が出入り、これも私の家、部屋から見える。
 その家の住人、時々意味不明の大声を出す。それだけ、しかし、その日は、警察官が数人、しきりに出入り。
 その後、全然、なにもない。
 その家の近所の人に聴くわけにもいかない。
 あまりに近い。
 そんな地域の情況
 いまのご時勢、そんなものだ。
 マスク、コロナ感染防止より顔隠し、世間と縁を切る。
 そのため。
 悪しき個人主義も、ここまで来た。
 帽子、サングラス、マスクで不審者セット、男も女も。
 特に、高齢者に多い。
 なぜだ?
 そういう時代だ。
 自分に関係ないと、その後の顛末、全然、関係なくなる。
 初めから、何もなかったように。
 コロナであろうが、老衰であろうが、心臓病であろうが、
 死んでしまえば、数日で、いなかったのと同じ。
 無縁の衆情
 もう寝ます。

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