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90歳の人間力を読んで

今年は少なくとも1月に1冊、年間で12冊は本を読みたいと思っている。
特にここ数年で読んできた仕事術に関する本や技術書ではなく、エッセイや随想などの
先人の価値観を知れる本を多く読み、自分のこれからの人生について考えたいと思っている。

今年の1冊めに選んだのは外山滋比古さんの「90歳の人間力」という本。
ちゃんと調べていないがタイトルから察するに著者が90歳のときに書いた本なのかなと思う。
随分と前に読んだ思考の整理学がよかった記憶があるので楽しみに手に取った。

内容については、著者と私に年齢差があるためか少々こじつけだったり、古臭くに感じられる持論もあったが、いくつか印象に残る一節もあった。

特に印象に残っているのは、「日本人は目でみて考える」という部分。
これは著者の言葉ではなく、どこかの外国人が日本人を見て言った言葉だそうだが、
確かにそういう部分があるかもしれない。

これからの人生、目に見えることに囚われて、本質を見逃すことがないよう、
自分の頭で考え、是非や善悪、美醜を見極める判断力、それを支える考える力を育みたいと思った。

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