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「手出しかるた」をちゃんと定義して、何が良くて悪いのかはっきりさせようぜ
どうも、第4回決まり字百人一首大会のスタッフに応募してくれた方に、仕事をわけわけする仕事に追われている川瀬です。
猫の手も借りたかったから手伝ってもらってるのに、ぜんぜん楽になってなくないか?
※今だけと信じたい
さて、本日は戦略の話は一旦お休みして、「手出しかるた」についてきちんとまとめてみようと思います。
ちょうど、昨日レンタルしてくださった方の悩みが「手出しかるたを直したい」だったんです。
その方の取り方の詳細とかは伏せますが、「手出しかるた」の整理が僕の中で進んだので、忘れないうちに共有しておきます。
「手出しかるた」は本当にやめた方がいいのか?
「手出しは良くない」みたいな話が巷でよく言われていますが、本当にやめた方がいいんでしょうか?
ダメという理由を聞いてみると「強くなれない」「美しくない」」「手が当たって危ない」「キレイじゃない」などなど理由はいろいろとあるみたいです。
まあそうだよね、と思う部分もある一方で、「美しい」とか「キレイ」ってかなり曖昧な言葉で、「個人の感想ですよね?」って思っちゃう部分もあります。
そもそもみんな札を取る時は手を出しているわけで、どこにどのタイミングでどうやって手を出したら「手出し」なんでしょうか?
正直、「手出し」って言葉だけが1人歩きしすぎていて、その正体は誰も分からないまま、言葉の雰囲気だけで「やってもいい」「やめたほうがいい」みたいな話をしてしまっている気がします。
そこで、今回は「美しい」や「キレイ」といった個人の感想によりそうな話は一旦脇に置いて、
試合で勝てるかどうか
そのための実力がつけられるかどうか
にフォーカスして、「手出し」の定義を見直しつつ良し悪しを考えていきたいと思います。
「手出し」の定義とダメな理由を具体的なケースで考える
具体的な事例からいろいろ考えていきましょう。
【ケース❶】
相手陣右下段に「ちは」が単独であったとします。
※4箇所に札があります。
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