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帯状疱疹 只今療養中! #8

※水脹れ、水腫れ、病変部分の写真の掲載があります。閲覧注意※

8日目

■朝231230
8日目。今朝は4時過ぎ。やはりこの時間帯になると寝てられなくなる。今回は少し思うところがあってある実験をしてみることにした。右半身がやられているのに、常日頃右半身を下にして寝るのが楽なので、そうやっているうちに血流が阻害されて痺れる、また水疱を刺激、塗り薬も剥がれることから痛みが発生していると仮定、一旦起きて右腕全体に塗り薬を再度塗布することで効果が出るか、の実験だ。

そもそも処方されたこの塗り薬、水泡の処置のためだと思い込んでいたのだが、改めて思い出したが「皮膚疾患消炎鎮痛剤」とある。これも痛み止めだったのだ。クリニックでもこれを腕全体に塗り込め、と言って、3日後の再来なのに2本処方されたので、1日でほぼ一本使い切れ、という感じだった。

塗ってみて改めて気づいたのだが、痛みがずっと体の奥から冷水が湧き出るような痛みだったのだが、この時に塗っていると水泡の部分(ほぼかさぶたになっているところでも)の痛みが体の奥に響いてそれがまた反射して返ってきている、そんな痛みだった。神経痛として中心部だけに痛みがあるのではなく、表皮部分にも痛みがあってそれが相互に共鳴しあっているような痛み…表現が難しいがそんな感覚。これは塗り薬に効果が期待できるかもしれない、ともう一度寝床に戻ったのだが… 確かに少しは楽になった気はするが、「気になる痛み」は消えることがなく、うとうとする程度で深い眠りには辿り着けない。

しかし、手のひらの「グローブ」のような感じはなくなってきた。当たると痛い水泡跡もあるが、右手でも髪を掬うくらいのことができるようになってきた。かさぶた化は確実に進んでいる。

食後の洗い物片付けなどもできるかもしれない。右手が使えないのは、食事で箸も持てないということなので、手袋をしてスプーン・フォークで食事だったがこれもそろそろ可能になるかもだ。

力が入らない、本来力を入れる場所に水泡がある、当たる場所になくてもギュッと握りしめる場所に水泡があるので痛くて力を入れられない、などの理由でペットボトルほか「何かを開封する」動作には苦労する。左手で対応しようにも右手で補佐もできないから無理、とか。

原文ママ

早朝、痛みで起きて、日中寝不足で居眠りが頻発、活動不充分で身体の疲れがほとんどないので、眠りが浅い。するとまた痛みですぐ起きてしまう。
そんな負のスパイラルに入っているようだ。今は「休暇中」だからそれも許されるだろうが、そろそろ痛みを完全カットして、眠りが十分であれば日中の活動も増加させることができて、夜またよく眠れる、そんなリズムに戻す必要がある。いずれにせよ、もう少し痛みが和らぐのを待つほかない。
次回通院日である1/5を目安、目標として、そこから元の生活に戻れるようなリハビリに移る、そうなればいいな。

9日目

■朝231231
9日目。とうとう2023年最後の日だ。しかし全く年末年始の雰囲気じゃない。仕事納めも恒例の大掃除も、必ず行くお墓参りも全てキャンセル。家で過ごすしかなかったこの年の瀬の日々。明日が元旦とか信じられない。この節目はやっぱり一年のうちでかなり特別なもののはずなのだが。

今朝も4時半に激痛で起きる。寝る前は調子が良かったのだ。明らかに瘡蓋化が進行して、痛みが治ってきている感覚があったので、今夜こそは熟睡と思ったのだが。昨晩より酷い重量級の痛みだ。塗り薬を塗り直す。何かに触れている部分がことごとく痛い。服の生地、毛布や布団に擦れるだけで痛い。過敏になっているのを抑えたくてしばらくデスクで休む。30分ほどして落ち着いた感じなので布団に潜り込むが眠気が来るより、やはり触れて痛いのが気になって寝付けない。こうなったらもう起きてしまう方がいい、と5時だが朝食にする。今回はカロナールではなくロキソニンを入れてみる。

で、今日の予定は。。いつものように静養に徹する。

原文ママ

この日、朝の服薬をロキソニンにしてみた。勝手な判断で違う試みをするのは御法度。わかっている。この一時的な痛みの緩和のために、何かしら将来的にマズイものが蓄積される、のかもしれないが、自分には相性がいい、とわかっている薬。

結果は期待通り。
過敏症な冷たく重い痛みをほぼ感知せず、これで気分的にも積極的になれて、昼食の用意から片付けの水仕事までやってしまえる。
静養に徹するどころか、車で買い物にも出かけ、年末年始の買い溜めも完了。
しかしその効力も夕刻には切れてしまい、BS11のアニサマLIVEをこたつでウトウトしながら観ている、という「静養状態」に戻ってしまった。


ここの水疱が非常に痛かった。瘡蓋化してかなりマシになった。
ここは一番擦れるところ。剥がれるのも早いがまだ痛い。
以前の写真と比べるとわかる、萎んでいく水疱。
一番最初にできた水疱も瘡蓋化。
水疱が多すぎてグローブみたいな感覚だったのがかなり治った。


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