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帯状疱疹 只今療養中! #5

※水脹れ、水腫れ、病変部分の写真の掲載があります。閲覧注意※

2日目・3日目


■朝231224
右腕が使い物にならない。大したクリスマスプレゼントだ。腕自体が思い鉄のよう、ただの痛い肉の塊。手のひら、指先は全体的に細かい針がびっしりこびりついているようで触ると触れると痛い。それが指先にもあるから手に負えない。トイレに行くのも難儀する。これがいつまで続くのかわからないが、明日快癒して仕事ができるとは思えない。休むか?

原文ママ

■朝231225
発症から3日目。手のひらがかなり痛い。塗り薬は消炎鎮痛と書いてあるのである程度痛みを止めてくれているはずなのだが、水脹れがそれぞれ可動域にも広がっているので広げたり縮んだりするたびに刺すような痛みが走るので動かすのが億劫だ。触れても痛いが手袋をすることで少し安心感が出るのか擦れての痛みを感じても、もこもこのおかげで動きが緩慢になり、痛みが軽減するようで薬を塗ってから手袋をするのが良さそうだ。ただ、肩のあたりから凝ったような痛みはずっとあって右腕全体がさらに重く感じるようになった。水脹れがひじ、手首だけでなくその中間も埋めるように出てきた。これから上腕にも広がるようだ。

昨晩は風呂に入ったが、温めると痛みは和らぐ。しかし洗いに入ると手のひらが使えない、は手が全く使えないと同意義になり、左手だけで全身を洗わねばならない。右腕は石鹸を伸ばしてシャワーで軽くさすりながら水泡を潰さないように流すだけ。お湯の中で見ると水泡とその周りだけ赤く充血しているのが見えた。ふやけるのか萎んでいるようにも見えるが、上がってタオルでそっと水を取り除くと立派な水泡に戻っていた。

病院でもらった痛み止め飲み薬、カコナールがあまり効いてくれない。ストレスを避けたいのにこの痛み自体がストレスになる。自分に合う痛みを確実に抑えてくれるロキソニンを飲みたいが、次の診療まで待とう。「変なもの、飲んだな」と言われるのが嫌だ。でも我慢できず飲むかもしれない。これ以上痛かったら。

原文ママ

痛み止めはカコナールじゃなくてカロナールだ。今読み返して気付いた。

2日目の日誌にある通り、翌月曜日は休むことにして仕事のパートナー達にお詫びとお願いのメッセージを流した。この時点でも年内にもう1日くらい出社する気持ちで書いたのだが、次回のクリニックでそれも断念することになる。

クリスマスだったこともあって食事も色々だったが、箸が持てなくなって、スプーンフォークも確実にどこかの水泡に当たるため、手袋をするようになった。冬場で暑くもなく、ちょうどよかった。

クリニックで確認されたことがもう一つあったのを思い出した。

『家に小さな子供はいるか?』

ウチは幸いすでに成人しているため、いないと答えたが、この帯状疱疹。水疱瘡からきているので、小さな子供がいると、まだ未罹患の場合伝染する恐れがあるとのこと。大人であれば大丈夫らしく安心するが、大人になっての水疱瘡は相当辛いと聞いたこともあるし、風呂、本当に大丈夫なのか?と改めて問う。

『大丈夫。むしろちゃんとよく身体をあっためることで楽になるぞ』

事実。水脹れが染みる、とかではなく、湯船でかなり痛みは楽になる。あったかい布団で夜中痛くなるのとどこか、何かが違うのだろう。


手のひらと肘付近の間を埋めるように出てきた水泡
手のひらいっぱいに広がる
ここのところの痛みがペンとか箸とか持てない原因
ここはどうしても擦れる
指の腹にできるのはほんと勘弁…


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