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9月に読んだ本まとめ

こんにちは、西村マサヤです。

今月読んだ本を感想を添えてご紹介します。


ブランディングの科学

私も含めた多くのマーケターが「盲目的』に信じている法則を、エビデンスベースでバッタバッタ斬っていく気持ちのいい書籍。世界中のデータ・事例に基づいた非常に濃厚でボリューミーな一冊です。特に学び深かったのは「ロイヤルティープログラム(CRM等)は収益に貢献しない」「既存重要顧客だけにフォーカスしていても収益は下がっていく」「同カテゴリのブランド間の顧客属性は大差がない」この3つでした。マーケティング従事者以外にはあまりおすすめできない本ですが、より実践的なマーケティング理論を学びたい人には激しくおすすめします。

自己プロデュース力

島田紳助の伝説の講義を書き起こした一冊。僕は以前より彼を超えるマーケターはこの世にいないと思っているのですが、そんな彼の成功哲学・マーケティング思考が詰まりまくった神書籍です。さすがのわかりやすさで非常に読みやすいので必読です。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

私が運営しているマーケティングオンラインサロン「マーケ放送室」の9月課題図書だったので改めて読み返しましたが、やはり良いですねーこの本。マーケティングでよく語られる「Perception is everything(認識がすべて)」の考え方を非常にわかりやすく学べる一冊です。「錯覚資産」等のキーワードが、すこし胡散臭く感じてしまう方もいるかもしれませんが、実はとても本質的な内容をまとめた本だと私は思います。

餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

とある案件でファイナンスをしっかり勉強する必要があり、読んだ一冊。身近な「飲食店」を題材にB/Sや固定費の考え方を解説してくれて、めちゃくちゃ勉強になりました。ビジネス初心者の若手や学生におすすめです。

問題解決力を高める「推論」の技術

しばらく「思考術」系の本を読んでなかったのでチョイス。僕の中で「プランニング」作業は「観察→仮説→検証」のフローを意識しているのですが、この前半の「観察→仮説」の思考技術が体系化されてるのがこの本。特に「洞察的帰納法」という概念がおもしろかったです。「事象観察→共通化」はアイデア発想の鉄則だと再確認しました。

好きなようにしてください

ふと読み返したくなって、読んだ一冊。これは僕の中で人生トップ10に入ってるレベルの名著。このタイトルの通り、だいたいの悩みは「好きなようにすればいい、以上。」なんです。行動できない人の典型的なパターンは「周りの目を無駄に気にする」「許可が欲しい」「自己保身が強い」この3つだと改めて思いました(自分は絶対にそうなってはいけない)。


今月は『ブランディングの科学』がとにかくボリューミーだったのと、普通に仕事が忙しくてあまり本を読めなかったですね...。

10月は10冊ペースに戻したい。


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