カリスマリーダーよりも「協調と調和」

こんにちは、株式会社セルズの加藤です。

 先月末、東京営業所に新しいスタッフが2名入社しました。今回の中途採用で、直近1年間で入社した人数は12名です。短期間に人員を増加した関係で、既存の「業務の進め方」「研修」「就業ルール」で対応できないケースが目立つようになり、労務管理の見直しが必要だなぁと感じています。

 「ヒト」が増え、人件費が増加傾向にある会社は、客観的に見ると「成長しているなぁ」と感じます。しかし、実際の社内は、多くの変革が求められ、社内が混乱気味に陥る企業が多いのではないかと思います。

「急成長する木は細くて脆い。木が年輪を重ねるように、少しずつ確実に会社を成長させることが企業永続につながる」

と改めて年輪経営の大事さを身にしみて感じ、また「ヒト」が急ピッチに増えている企業こそ、社労士の活躍出来るフィールドだと思います。

 従業員が増えると心理的安全性が重要です。

「こんなことを同僚に聞いてもいいのだろうか?」

「リーダーから叱られないだろうか?」

といった不安感が常にあるチームでは、創造的な仕事ができません。

「仕事用の別の人格」を作ることなく、従業員が「本来の自分」で、十分なリラックスと安心して働られる環境が、良い集中力を生みだします。

 これからは、カリスマ経営者、カリスマリーダーよりも「協調と調和」が大事な時代だと思っています。他者への心遣いや共感、理解力を示すことが「協調と調和」につながり、チームの生産性向上につながる、と思う今日この頃です。

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