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百日紅(さるすべり)、一輪挿し、アメリカシロヒトリ、夏の終り
妻は若い頃、草月の師匠のもとに通っていたという。師匠が亡くなった時のに頂いたお返しの一輪挿しだと聞いた。
厚手のガラスで、重さがあり、フォルムも綺麗だ。7月に友人の陶芸教室に行って一輪挿しを作らせていただいた。一輪挿しをいくつか持っていることに気がついた。花がテーブルにあると嬉しい。
百日紅は母が大好きだった。満開になると、いつも僕に写真に撮ってくれと言ったものだが、長く花をつけている木花を見ては楽しんでいた。
今年はアーチが出来たので面白い。
先日の嵐で、随分散ったがまだ残っている。面白いものだ。
母の菩提寺には大木があり、数年前に上の方を切ったのに、小さな枝が生えて、花をつけている。植物は面白い
もう数年、墓参りに花を買っていない。庭の花を持っていく事が殆どとなった。そちらのほうが嬉しかろうや。
やがて散ると、母は花がついていたことも忘れた。春になっても葉が出てくるのは時間がかかるのでいつも「庭師さんが切りすぎて、枯れたのかなあ」と悲しげに僕に言ったものだ。
数日前にアメリカシロヒトリの巣が見つかった。消毒して、気持ちが悪かったので枝を切って、コンポストに入れた。
小さい頃、父が庭の桜桃の葉にいういたアメシロを火をつけて焼いたような気がすると妻に言ったら、火炎放射器のような物を使って駆除していたことを覚えていた。大量発生した頃のお話である。しかし、そんなもので駆除していたのかと思ったら、少しびっくりした。見てみたいものだ。
アブラムシの消毒薬で駆除いたのである。小さい芋虫のような姿が見える。しかし、突然よく来たものだ。南無阿弥陀仏である。
きって、コンポストに入れた。
最近はコンポストに入れるのが面倒なので。梅の根元に放っておる。かぼちゃの種やスイカのタネも放おっているので芽がでてこないか楽しみなのだ。
野菜系の生ゴミはここに放ることにした。
随分イチジクを剪定した。
もっと夏の盛りの前に切っておくべきだったのだが、今年はそこまで余裕がなかったのだ。何とか夏も終わりそうである。雑草もあまり気にならない。
厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。