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老いては幼きに帰る、というけど 日記20231031

老いを「治療」できる時代がやがてくるという話をどこかで読んだ。
甥姪や娘を見ていて短い間に様々なことを獲得していくのを見て驚異と敬意を感じる。そしてそれと共に、生まれて育っていくということは、何かしらの大きな存在から生きていく為の能力を段々と授かっていくことではないのかとも感じている。

だとしたら、老いて衰えて加齢によってできていたことができなくなっていくというのは、授かったものを返していくだけのことではないのかと思う。だから老いをそんなに厭うて遠ざけなくても良いのではないだろうか。

けれど実際老いによって出来ないことが増えていくことは本人にとっては辛いことな訳で、ならそれはできるだけ避けたいと思うのも自然なことなのかなとも思う。

というようなことを離乳食教室に行った時につらつら考えた。
乳児が物を食べる能力を獲得していく段階と食形態の進み方が、まるで高齢者が咀嚼嚥下の機能を失っていく過程を逆回ししてるみたいだなと思って、そこからの連想で。

では今日はこの辺で。

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