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『Decapitator』レビュー 〜タイプいろいろな便利なサチュレーター〜 [vol.024]

普段良く使うソフト・機材簡潔レビューしていきたいと思います。
今回はサチュレーター、Soundtoysの「Decapitator」の使ってみた感想を紹介します。

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特 徴

・人気メーカーSoundtoysのサチュレーター
・シンプルかつ簡単操作でサチュレーションを調整
・いろんなタイプのサチュレーションを選べる

使ってみた感想

人気メーカーSoundtoysの『Decapitator』はサチュレーション効果をつけることができるプラグインです。

使った感触はシンプルで、つまみを回せばその効果がわかりやすく加わって、ボタンを押せばわかりやすく変わるという、サチュレーション効果を使ってみたい初心者の方にもおすすめです!
しかも、プロの方もたくさん愛用している人が多く、とても人気のあるサチュレーターです。

いろんなタイプのサチュレーションを作れるのでオールマイティでドラム、ベース、ギター、シンセ、ボーカルどの楽器にも効果的なサチュレーションをつけてくれます。

僕の使い方の流れは、効果の量や楽器によって下にあるボタンで「STYLE」を選んで、「DRIVE」で歪(ひず)みの量を調整、「LOW CUT」「TONE」「HIGH CUT」で歪みの特徴を作り「MIX」で原音と混ぜ合わせるという流れです。

「STYLE」のボタンは以下のモデリングの頭文字なります。

「A」・・・Ampex 250
「E」・・・EMI TG Channel
「N」・・・Neve 1057
「T」・・・Thermionic Culture Culture Vulture(Triode)
「P」・・・Thermionic Culture Culture Vulture(Pentode)

それぞれが有名な実機で各メーカーがモデリングのプラグインを出しているので、馴染(なじ)みのある人はたくさんいると思います。
一台でいろんなタイプのサチュレーションが選べるのでサクッと音作りするにはとても便利です。

ちなみに左上の「PUNISH」を「ON」にするとさらに歪みが増幅します。
左下の「THUMP」を「ON」にすると中低域のパワーが増幅します。
右下の「STEEP」を「ON」にすると「HIGH CUT」の指定した箇所にレゾナンスがかかりキャラが強くなります。

『Decapitator』は他のサチュレーターと比べて結構ガッツリかかるので、僕は「MIX」で原音を結構出して使うことが多いです。
もちろん思いっきりサチュレーションサウンドにする場合はかけ方が違います。
そういった個性的なサウンドを作る時にも『Decapitator』は重宝します。

好きなところ

・これ一台でいろんなタイプのサチュレーション効果が手軽にかけれる。

気になるところ

・特にありません。

こんな方にオススメ

・何かサチュレーター・プラグインが欲しい
・ミックスの幅に広がりをつけたい

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『レビュー』をもっと詳しく知りたい方はこちら


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