YAMI大学よろめき歩き学部第2フェーズへ突入
YAMI大学よろめき歩き学部は、深尾葉子さんと田原真人が発起人となり、2020年10月にスタートしました。
二人が共通して大事にしているのは、ロゴス的な知性よりも、生命体全体として感じる身体知(内臓感覚知)を信頼して行動していくということです。
よろめき歩き学部を、ロゴス的な知性で定義し、シラバスを作り、計画的授業をやっていくことはやめて、内臓感覚知を頼りに、確信犯的行き当たりばったりで、よろめき歩きながら進んでいこうということで、講座がはじまりました。
深尾さんのよろめきライフストーリー、台湾人でゲイのアリエルさんのストーリー、女性が身体性を取り戻していくストーリー、福祉の現場のリアリティ、精神医療の話、田原のマレーシア移住のよろめきライフストーリーなど、いろんな話題をよろめき歩きながら6カ月が経ち、
「私たちは、何のためにこれをやっているのだろうか?」
という問いと向き合った結果、内臓感覚知を頼りにやってきたことを、後から言語化することができました。
私たちは、社会システムの周辺で、内臓感覚知を頼りに試行錯誤している人たちの生々しい実践から学び、それを「周辺学」として理論化して新しいナラティブを立ち上げ、周辺から中心への逆流の動きを作りながら、その先の未来社会を創っていこうとしているのだ。
このように言語化されたことで、カオスサーチの第1フェーズが終了し、具体的なアウトプットを行っていく第2フェーズが始まることになりました。
よろめき歩き学部の皆さんは、それぞれが周辺部だと感じるテーマの具体的な実感をシェアしてください。
多様な具体的な実践や実感からの学びと、そこにある普遍的な構造を探って、逆流の方法論を模索していく動的な方法論の理論化のあいだを、よろめき歩きながら同時に行っていきます。
具体的実践の報告や、それに基づく理論化は、何かしらの形で公的にアウトプットすることを考えています。
第2フェーズのスタートということで、新たに関心を持ってくださる方もいらっしゃると思いますので、4月中はオープンキャンパスとし、無料で受講可能にします。
日時 毎週日曜日 AM10:30-12:00
5月以降の参加費 5回チケット5000円(実践発表者への還元あり)
こちらの申込フォームから申し込みください。
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