「参加型社会宣言」のいきあたりばっちり読書会をやります
自己組織化一筋28年の僕ですが、参加型社会一筋50年の橘川幸夫さんに出会って、自分が歩んでいる道の前を歩んでいる方だと分かりました。
複雑系の科学、組織&コミュニティ、オンライン活用、を横断して自己組織化について考えてきて、近い視座から物事を捉えている人に、これまで出会わなかったのです。
そのため、とにかく試行錯誤を重ねてきて、それはそれで学びが大きかったのですが、同じ道の前を歩んでいる方の存在は、「そのまま進めば大丈夫だ」と言ってもらっている気がして、勇気をもらえるんですよね。
橘川さんは、Rockin'onやポンプといった参加型メディアを通して、膨大な実践を繰り返してきていて、時代を先取りするコンセプトを次々と生み出してきた方です。それを可能にしているのは、メディアの変化によって社会がどのように構造変化していくのかというように、移り変わっていくプロセスに注目して物事を捉えているところだと思います。
それは、複雑系の科学の視点でプロセスを捉えようとしている僕と、捉える角度が近いのですが、僕よりもはるかに広い射程で見ていて、実践を積み上げてきた豊かな知見があって、そこから紡ぎ出されてくる結晶化された言葉の数々が、本当にすばらしいんですよね。道を歩んでいった先の可能性を見せてくださっている感じがしています。
橘川さんと話をさせてもらって、立ち居振る舞いを見させてもらって、リアルタイムで発信を読ませてもらって、参考になることばかり。
本当にありがたいなぁー
という気持ちになっています。
橘川さんの新刊『参加型社会宣言』の読書会をやるなかで、橘川さんが考えている「参加型社会」のエッセンスをできるだけ深く掴みたいと思っています。
なので、本を読んだだけじゃなく、実際にやってみて、そのプロセスからも学びたいと思っています。
橘川さんの「参加型社会」は、僕がやってきた自己組織化と似ているけれど、「それは、自分の体験したあれのことだ!」と思うと学べなくなるので、初心に戻って、自分が気づいていない何かを見つけたいと思っています。
「分かっている」「知っている」と思った瞬間から、学びが止まるので、常に、未知への扉を開けておこうと自分に言い聞かせています。
Facebookで呼びかけたら、あっという間に100名近い参加者が声を上げてくれました。
コロナ後の社会のトランスフォーメーションが起こっていく時期に、初心に戻って、もっとも重要な部分を学び直してアップデートしたいと思います。
あなたも「参加型社会」のダイナミクスを体験しながら、「参加型社会宣言」を読む、いきあたりばっちり読書会に参加しませんか?
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