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スイス農業研修について

※この記事は研修に行く前に書いたものです。

2020年4月からスイスの有機多品目野菜農家に1年間研修に行くことに去年の夏決まりました!(連絡遅い)

○なぜスイス?

 この質問がダントツで一番多いので、まずはじめにここから書きます。

 正直、国としてのスイスっていうことは、そんなに重要ではなくて、行きたいと思う農家が、この人たちと働きたいと思う農家がスイスにあるからという流れです。もともとは2年前から循環型農業に興味があって、循環型農業ではスイスが世界的には進んでいると、Google先生が言っていたので、スイスに興味を持っていたのですが、実際に去年ヨーロッパに来てみると、国というよりは誰と一緒にいるのかが大切ではないか?と考えるようになりました。


○どんな農園?

農園の名前はendril &deiss、家族経営、雇用は基本約4人ほど。



 小規模で、有機多品目野菜を栽培している農家です!(約4ha,年間40品目)
売り先は、週に二回のマーケットがメイン。自分の直売所も持ち、週に二回そこでも販売しています。


              マーケットの様子


 量いうよりはとにかく質にこだわっている農家で、去年三週間行った時は毎日3食、いただいてましたが野菜が本当に美味しい。甘いとかじゃなくて、野菜の味が濃い。マーケットでも、約30くらい?農家さんだったりが店を出していたけど、Endril &Deissのところだけ、3倍〜5倍くらい人が並んでいるような印象でした。
でも、品質の維持を基準に農業をしているわけじゃなくて、どうやったら経営を維持できるのかというのを基準に考えて、品種などを選定していました。

 有機野菜農家って生活よりの考え方の人多いいし、自分もそうなんだけど。endril &deissは伝統的な農法を守りつつ、ビジネスとして 農業経営をするというような感じでした。んん〜説明が難しい!生活<ビジネス ←一般の有機野菜農家よりもビジネス思考が強いってことです!
 栽培としては、土壌にとにかくこだわっている。品質の良い有機野菜を作るための土壌。そのためのコンポストづくり。そのために、良い土壌微生物が活発になるための環境づくり(温度、水分量、CO2の制御)この土壌微生物に対しての知識が半端ないっていうのが一番のこの農園の特徴だと思ってます。


○学びたいこと

・有機野菜栽培のための土壌微生物
・資本主義社会に寄り添える、小規模経営のための考え方
・ヨーロッパ社会はこれからどのように変わっていって、その中でどのように経営を維持させようとしているのか
・環境に良いとは何か、人に良い野菜とは何か
・ブロックチェーン(小規模農家とその地域社会にとってブロックチェーン技術によって作られた分散型社会と相性がいいのではないか?と考えているので。勉強して発信していきたい。まだまだこの部分は勉強不足です。まだまだというよりほぼ全くないです。)
・動画編集
・ヨーロッパの歴史と宗教

・あとは、学びたいことというより、自分と対話する時間をしっかりとって、自分が何をしたいのか、そのために何をしないといけないのかを明確にしたい。
・永世中立国であるスイスで自立したい(精神的に)


○ビザ


 海外農業研修機関であるJAECさんに、第三者として間に入ってもらい、ビザの手続きなどもお願いしました。研修生ビザとしてスイスには入国します。


○住むところ


広いんです。。😅シャワートイレ、キッチン、冷蔵庫もついてます。遊びに来てください・・・


こんな感じにはなりますが、今年は積極的に発信していきたいと思います!

不完全でわからないことばかりだけど、そのままの等身大の自分で、考えていることをまとめて共有していきたい。何か聞きたいことなどがあればいつでもご連絡ください!

たまにはカフェで勉強したい〜!僕にコーヒーご馳走してください!