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【闇バイト?】怪しい高額報酬バイトの実態ルポ。

最近社会問題になっている闇バイト。

現在では振り込め詐欺の片棒を担ぐものや大麻、麻薬などの売買など、完全に犯罪行為を大学生などの若者が行っている。

最近ではこのコロナ禍においては仕事を無くした中高年も闇バイトに手を染めるなどし始めており、その数は右肩上がりとなっている。

(警視庁:令和3年7月の特殊詐欺認知・検挙状況等について)

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「犯罪はやばい!」

理屈ではわかっていても目先の生活資金を考えると、何が何でも金を稼がざるを得ないという衝動に勝てず、また闇バイトの勧誘をしてくる人間は、「バレない!」

「バレても大丈夫」

といった甘い言葉を投げ安心させ、

金の必要に駆られた者たちは背中を押されていく。

実は20年以上前の話であるが、私も闇バイトとの接点があった。

その話をここで書こうと思う。

ただ、私が接点を持った20年以上前の話は、詐欺などの犯罪案件は全く見なかった。

私が闇バイトに接点を持った理由、そして、どのような仕事が存在したのか書いていこうと思う。

■ 闇バイトに接点を持った理由

これは単純に学費だ。

私でなくとも学費に苦しんでいる若者は多いと思う。

昼間は学校、学校の後はバイト、それも曜日によっていくつものバイトを掛け持ち。部活やサークルといった大学生といえば想起されるような青春は、一般家庭に育った人間だけの特権であり、貧困家庭に生まれてしまった人間には全く無縁のものである。

私の実体験としてだが、電気も止まる、水道も止まる、こんなことをどれだけ繰り返したかわからない。

コンビニに行ってはバイトの求人誌を立ち読みし、高額報酬を得ることができるバイトを探す毎日。当時はインターネットも普及していないからこんな方法しか情報を得る手段はなかった。

最近こちらの漫画を読んで、心から納得した。

医学生が学費が払えず風俗に行ってしまうまでの過程を描いているが、私の友人にも全く同じような状況の人は数人いた。

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