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馬の瞳に恋している2022【阪急杯】

切っても切っても切れないないものは何だ。
それはきっと”親子の縁”。
ファンファーレが鳴り響き、ガシャンとゲートが開いて、いざ一斉に走り出す。
十数頭で型取る陣形の中、同じレースに騎乗する、息子の挙動を、父の背中を、
意識せずにはいられるのだろうか。

先週、京都牝馬ステークスにて、
やっとのことで息子が開いた重い重い扉の先には、
さらなる光が待ち受けているに違いない。
共同通信杯、フェブラリーステークス、
勝利の女神はどうやら父のすぐ傍に、あとは睨めっこというところ。

阪神最後の直線の坂、
父の背中を追い越せとばかりに鞭を入れる岩田望来。
いいや、まだまだ行かせるものかとインを突く岩田康誠。
そんな親子の併せ馬を、勝利の女神は微笑んで見守っているに違いない。

◎ダイアトニック 岩田康誠
◎グレイイングリーン 岩田望来
▲タイセイビジョン
△エイティーンガール
△ミッキーブリランテ

関西テレビ 競馬beatのテーマソング「Let it beat」を書かせていただきました。


褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。